都営バス資料館

環2 BRTの基本計画を公表。

4月28日、東京都は環2を中心に新橋・虎ノ門~晴海・有明方面に運行するBRT(バス・レール・トランジット)の基本計画を公表した。といっても3月に公表した中間整理の内容が中心となっており、新たに判明した内容は主に停留所の内容が中心となっている。詳しくは東京都の報道発表を参照。

まず、需要対応としては、都心~臨海副都心の往復ルートを基本として、それぞれの地域(晴海・豊洲など)のピーク需要に合わせてシャトル運行を行うことが示された。これについては前回の中間整理からほぼ変更ない。
また、地域交通体系については、既存の鉄軌道・バスやコミュニティサイクル等の地域内交通を含めた地域全体の交通について効率的な交通体系の構築を図ること、また本年度(平成27年度)に詳細なルート検討をする中で既存バスの再編計画も検討する方向であることが明記された。

その他、まちづくりの連絡では勝どきを念頭に置いた高層マンションのエントランスと一体化した整備、また多くの交通需要が見込まれる地域は路線バスも含めたターミナルの整備を検討することが記載されている。主要な停留所については可能な限り建屋を整備し、乗継施設や商業施設なども含め、周囲の拠点を図る方向性となっている。

2019年度のBRT運行開始までは、「虎ノ門・勝どき・晴海地区等における開発や豊洲新市場(仮称)などの需要に合わせ既存の路線バス運行の拡充を図るとともに、燃料電池バスの早期導入を目指し、周辺地域の公共交通の充実を図る」という文面もあり、今後の都営バスの動きも大いに気になるところだ。

また、大まかな停留所の設置場所についても図示された。詳細は以下の通り。

  • 虎ノ門…新設される虎ノ門BTへの乗り入れについて関係者と協議。
  • 東京…新設される地下八重洲BTへの乗り入れについて関係者と協議。
  • 銀座…今回は図示されず。「地域内での停留施設の設置について、関係者と検討を進めます」の記述のみ。
  • 新橋…ゆりかもめ下付近。新橋・汐留駅への乗継を考慮。
  • 勝どき…清澄通り交差点付近。環2の陸橋部か地平かは不明。道路上のほか、高層マンションへの乗り入れも検討。
  • 選手村…旧晴海会場付近から晴海埠頭一帯。複合的なバスターミナルについて市街地再開発事業の事業協力者等と検討を進める。
  • 晴海…枝線。晴海三丁目付近から晴海一丁目付近一帯。高層マンションや都有地の活用も検討。
  • 市場前…市場前駅付近。新市場へのアクセスを重視し、民間敷地の活用も含め協議。
  • 有明…有明テニスの森駅付近。道路上の設置を基本とし、高層マンション乗り入れも検討。
  • 国際展示場…通常は国際展示場駅前広場を利用しつつ、イベント時はビッグサイト構内からのシャトル輸送も検討。
  • 東京テレポート…駅前を想定。当初の運行区間に含むかどうかは不明。運行時期を検討する。
  • 豊洲…今までの枝線の話には入ってこなかったが、今回の基本計画で「豊洲駅とのアクセスを重視し…」と触れられている。

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