都営バス資料館

都営バスの塗装(一般路線車1)

1.現行(平成9年~)

 現行の都営バスの塗装は、クリーム地に緑色の斜めのナックルラインを既存の一般車の塗装をベースに、ノンステップバスを側面にオレンジとクリーム色の大きな円が入ったものとなっている。また、床面の低さをアピールすべくスカート部にオレンジの線が引かれている。
 平成9年のC代ノンステップバス初登場後徐々に勢力を増やし、平成25年に一般車が全てノンステップバスに統一されてからは全てこの塗装となっている。側面に「Non・Step Bus ノンステップバス」が、前面と背面には「ノンステップバス」のロゴが入る。ハイブリッドやCNGの低公害車はロゴの部分が一部異なる。
01a_現行表_g 01b_現行裏_h (五)

2.緑ナックル(昭和57年~平成25年)

昭和57年5月(K代後期)より登場した塗装。クリーム地にスカートはグレー(ベージュ)、側面の緑色の斜めに走る「ナックルライン」が特徴的な配色となっている。一代前の赤黄塗装が不評となり、新たな塗装として考案されたもの。3通りの候補から選ばれた。
これ以前の車についても、昭和57年以降に車体更新したものについてはこの塗装へと変更された。B・C代(昭和49・50年度)車は車体更新時期により井一部の車は緑塗装に、D代(昭和51年度)以降については更新後は全て現行塗装となった。昭和62年には全てこの塗装に統一されている。
平成9年のノンステップバス登場は徐々に割合を減らし、平成25年3月限りで姿を消した。
なお、平成26年には都営バス90周年を記念し、ラッピングの形でそれぞれの時代の復刻塗装が1輛ずつ登場している。
11a_旧カラー1_k 11b_旧カラー2_k (き)
cover_10 復刻(H07C)

3.赤黄塗装(昭和56年~昭和63年)

昭和55年8月に車体を入れ替えたミニバス13輌に対して黄色に赤帯の車輌が試験的に導入され、昭和56年3月導入のH代一般車から全面的に採用された黄色地に赤帯の色彩。当時の都知事の名で「鈴木カラー」とも。
従来の色合いとは180度異なる色彩となった。登場の説明としては、「「事故防止」と都営バスの運行がわかる「乗客増加策の一つ」として、「明視性の高い黄色」を基調とすることが議論され「イエロー」を基色に「マルーン」を配したものに変更」した(バスラマインターナショナル No.49 ('98/8) pp.84)とされた。
H代に続き、昭和56年7月に登場したK代前期車も同じ塗装となり、さらに同時期に前年のG代のうち冷房車として登場した各車もこの塗装に塗り変わわった。H代から冷房車になったとを合わせて、赤黄の新塗色を冷房車とさせる意味合いがあったのだろう。
しかし急に変わったこの色彩は不評を呼び、昭和57年には新たな塗装が制定された。その後、車体更新で緑塗装への塗り替えが続き、昭和63年には消滅した。
12a_旧カラー3_k 12b_旧カラー4_k (き)
cover_11 復刻(H07C)

4.青白塗装(昭和43年~63年)

クリーム(アイボリーブルー)地に水色(スカイブルー)の帯をまとったが昭和43年(R代)より導入された。昭和43年6月に美濃部知事(当時)の提唱で塗装を改めることになり、色彩の専門家の研究の上配色が決定された。知事の名をとって「美濃部色」と呼ばれることも。
それ以前の車も2~3年程度と比較的早期にこの塗装に統一された。
G代(昭和55年度)が最後となり、それ以前の車も車体更新の際に塗り替えられていったため、最後まで残った車はC代(昭和50年度)車であった。昭和63年6月に消滅。
13a_旧カラーa_k 13b_旧カラー6_k (き)
cover_12 復刻(H07C)

5.都電塗装(昭和34年~45年頃)

昭和34年に登場した都電と色調を合わせたクリーム色にマルーン色の帯の塗装。都電と都営バスの塗装を合わせて改めることになり、警戒色で事故防止に役立つ黄色をベースにする案が採用された。まず都電が先に塗り替わり、バスも昭和34年に徐々に塗り替わっていった。
14_旧カラー7_kw (河)
塗装S34 交通局報 昭和34年の記事
cover_13 復刻

6.灰緑塗装(昭和26年~34年頃)

昭和17年に現在の営業エリア内の各事業者を統合し各社からの車が集まった経緯上、終戦後も塗装はまちまちだったが、昭和26年にこの塗装に統一されていった。胴体の上半分から窓側はカスケードブルー、下半分と屋根上はモスアゲートグレー、スカートはフェザードグリーンとなり、帯色はオレンジ色である。ボンネットバスだと前面のデザインが少々異なっていた。15_旧カラー8_k color_009 (河)
cover_14 復刻

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