都営バス資料館

H代一般車の入札が告示→2年連続で三菱ふそう落札

令和3(2020)年12月20日付で、令和4(2022)年度(H代)の新車一般車の入札公告が東京都のサイトにて公開された。大型・ディーゼル車・ノンステップバスで、都区内仕様が88台、青梅仕様が9台、訓練車仕様が1台となっている。開札は令和4(2022)年2月25日。
納期は令和5(2022)年2月28日まで(訓練車のみ令和4(2022)年10月31日まで)。いつもなら新年度になってから入札を始めるところだが、特殊仕様があることや、納期に余裕を持たせるために今からの入札となったのだろうか。年度末3月31日を納期にしていないところが少し不思議だ。
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配置予定表は添付されていないが、E代までを考えると、年度後半に入る可能性が高そうだ。いすゞ(日野)か三菱のいずれが落札するのか注目となる。
訓練車については、乗務員の運転訓練用に特殊機器を積んだM182号車の置き換えだろう。

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新型コロナウィルスの影響による大幅な赤字で新車が抑制される可能性もあったが、引き続き多くの新車が登録される予定だ。また、青梅は確実にR代(平成19(2007)年度車)までが除籍対象で、それ以外の車庫も多くのR代が姿を消しそうだ。除籍予定の考察についてはこちらの記事も参照。
今回の入札は一般車のみで、燃料電池バスやそれ以外については不明。
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(追記 2/26)
2月25日に開札が行われ、2年連続で「三菱ふそうトラック・バス」が落札した。G代と同じくMP38シリーズとなる見込みだ。青梅支所の三菱ふそう車の配置は史上初となりそうだ。運転訓練車の
税抜落札額17億8065万なので、1台あたり約1817万円(税抜)となり、昨年に近い勉強価格となっている。
いすゞは前年に比べると1916万円(税抜)とかなり値下げしての挑戦となったが、三菱ふそうの勝利となった。


▲告示された入札の説明書


▲入札の結果

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