都営バス資料館

P代の貸切車全廃、貸切は再び5台体制(うち路線車2台)に

令和4(2022)年8月後半に、P代(2006年度)車の貸切車のうち最後まで残っていた渋谷のP003が除籍。これをもってP代車の観光車は全廃となった。交通局の保有は貸切事業を営むにあたっての最低限度である5台に戻り、E代(2020年度)車の3台(E007~009)、また今夏の新車のH011、改番したA010という陣容になった。
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現在P001, 002は新宿に、P003は渋谷に、P005, 006は南千住に留置されている。P代は渋谷配置が「神宮とイチョウ」、南千住配置が「隅田川と桜」のデザインだったが、E代は前者に統一されたため、P代の全廃で「隅田川と桜」デザインは見納めとなった。観光車5台口のような輸送も見られなくなったことになる。
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▲P003(みなふく)

▲P005(P) このデザインも見納め
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路線車については、貸切登録の縛りもあるのか、路線運用に出ることはほぼなく、各地の貸切の特輸にて見られる程度となっている。コミックマーケットの臨時輸送に出た際は(貸切)となっている営業所表記の部分にマグネットを貼りつけて運行していた。
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▲K-H011 路線と貸切運用時

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