都営バス資料館

平成27年3月30日・4月1日~春の改編

3月30日と4月1日の2回に分けて春の改編が実施された。前項の大塚支所の閉鎖に伴う移管や[梅70]の短縮(花小金井駅発に)、[墨38](両国駅~東京都リハビリテーション病院)の廃止のほか、代替として[錦40](錦糸町駅~南千住駅東口)が新設されるほか、[都08急行]・[反90]も廃止となっている。また、[東16]の折返系統新設や増便など、深川管内にやや手厚い内容となった。
同時に多くの系統でダイヤ改正が行われるが、全体的な路線形態の変化自体は例年に比べると少な目と言える。また、はとバスへの新たな委託はないが、はとバス管内で系統の移管があるのは少々珍しい。
[梅70]は西東京市が補助金連合から離脱する影響で、西東京市内の区間が廃止となり、花小金井駅発着へと短縮になる。廃止区間については西武バス[吉64](吉祥寺駅~花小金井駅北口)が並行しているため、一定の利便性は確保される形だ。同系統との共通定期券の扱いは廃止となる。ダイヤは大幅な変更はなく、花小金井駅発着はおおむね毎時一本が維持され、箱根ヶ崎駅経由は引き続き2往復運行するほか、小平駅発着も従来通りの本数で残る。

150401_12yr
▲数日間だけの[墨38][錦40]共演 [ゆる]
150401_2
▲[墨38]リハビリテーション病院[Poke]
150401_3
150401_13yr
150401_9ya
▲[墨38]さよなら装飾 [Poke,ゆる,YA]

image033
▲大塚車庫単独表示は[上60]の入庫用。車庫の目の前は通学路[YA]

150401_17p
▲[梅70]廃止区間の田無駅付近
150401_18p
▲[梅70]廃止区間の田無神社付近
150401_19p
▲[梅70]廃止区間の西東京市・小金井市境

墨田区の補助を受けて運行していた[墨38]は廃止となり、同時に[南千48](南千住駅東口~亀戸駅)と統合して、新たに[錦40](錦糸町駅~南千住駅東口)を運行する。担当は南千住。2つの系統を足して2で割った形となり、新たに錦糸町駅に乗り入れる。錦糸町駅からとうきょうスカイツリー駅までは押上経由で、そこからは[墨38]のルートで曳舟・明治通り・墨堤通りを経由し、リハビリ病院で終点とならず、水神大橋を渡って南千住駅東口に乗り入れる。[墨38]の独自区間の廃止は避けられたが、本数は1時間に1本程度とあまり多くない。[錦40]は錦糸町駅では[錦37](錦糸町駅~青戸車庫)の発着する北口3番乗り場からの発車となる。これ以外の新設としては、[草63-2](とげぬき地蔵~東池袋一丁目)、[東16](東京駅八重洲口~月島四丁目~深川車庫)が挙げられる。[草63-2]は豊島区役所が移転されるのに伴う運行である。平成27年5月下旬に、区役所は池袋駅北側の現地から東池袋駅直結の高層マンションと一体化した新庁舎へと移転するが、そこへのアクセス改善を目的とするもの。[草63出入](とげぬき地蔵~池袋駅東口)を1区間延伸したように見える。池袋駅東口の乗り場は、東池袋方面が[都02乙](東京ドームシティ行)の5番乗り場、巣鴨方面はそのほかのとげぬき地蔵行と合わせて[上60](上野公園行)の12番乗り場からの発車となる。

150401_1
▲[都08急行]日暮里駅 [ゆる]
150401_10ya
▲[草63]とげぬき地蔵の新LED[YA]

150401_11ya
▲[反90]高輪一丁目 [YA]
150401_12ya
▲[反90]三田四丁目 [YA]
150401_4
▲[反90]三田駅 [Poke]
150401_15p
▲[反90]の最終日

同時にとげぬき地蔵行きは全て LED表示が地蔵マークに変わった。久々のイラストマークとなったが、[草63]本線との区別をしたかったのだろう。[草63]入庫、[草63-2]、[草64]から流れた池袋側からの入庫がそれぞれ系統番号の入り方が違うのが面白い。

[東16]の月島四丁目経由は3年前に[東12](東京駅八重洲口~晴海埠頭)が廃止されて以来、八重洲口への便がなくなった月島地区の住民から要望が挙がっていたもので、新月島公園まで歩いて[東16]を利用していた乗客をカバーするようになった。日中4往復と僅かではあるが、今後に期待したい。月島地区は[業10](新橋~とうきょうスカイツリー駅)等と同じく往復で経路が異なる。

150401_14yr
▲[東16-2] [ゆる]

移管関係では、大塚支所の閉鎖により、大塚担当の[都02](大塚駅~錦糸町駅)・[上60](上野公園~池袋駅東口)は巣鴨に移管となる。玉突きで[都02乙](池袋駅東口~東京ドームシティ・一ツ橋)は巣鴨から小滝橋に移管される。[都02]で運行時間帯以外にも多く走っていた大塚車庫発着がどうなるか注目されたが、従来の半数程度だが錦糸町駅~大塚二丁目として引き続き運転される。錦糸町駅側からの出入は窪町小学校(元大塚車庫)~錦糸町駅として存続し、大塚駅発は平 ティ~九段下)以来35年ぶりに池袋駅東口発着の系統を持つことになったが、出入庫としては、[飯64]で小滝橋車庫~高田馬場駅のみ営業した後池袋まで回送するパターンと、道路混雑用に設定されたが利用機会がなかった[上69]小滝橋車庫~春日駅が新たに設定された。

その他の移管では、はと同士で[平28](東大島駅~平井駅)・[AL01](東大島駅~小松川循環)が臨海から青戸に移管される。臨海の担当エリアが幅広く、はと同士の受け持ちバランス調整の意味合いもあるのだろう。残念ながら出入庫は全て回送となった。

150401_5
▲[平28]臨海時代のCNG車 [Poke]
150401_6
▲[平28]平井操車所と臨海のエルガハイブリッド [Poke]
150401_7
▲[平28]平井操車所便 [Poke]
150401_20ya
▲[AL01]も青戸に移管、幕を作り直し[YA]

ダイヤ改正は多くの系統で行われたが、運用増減があるものを中心に記すと以下の通りで例年に比べると多くない。既存系統から削って臨海部等の混雑部を増便するという仕組みは例年通りであった。
特に増えているのは[東16](東京駅八重洲口~東京ビッグサイト)・[都05丙](東京駅南口~東京ビッグサイト)で、[東16]は催事終了の16-17時代は平日6~7分間隔にまで増便され、土曜休日が少なかった[都05丙]も1時間2~3本と大幅増となっている。
また、3月30日の直営営業所の春改編と同時に、一般系統以外でも移管があった。平日のみ運行しているダイヤビル送迎(茅場町駅・八重洲口地下街~東京ダイヤビル)は江戸川から江東に移管されている。より近い営業所へと持ち替えしたのだろう。

大塚駅23:12発(大塚二丁目)、錦糸町駅発は平日23:02(大塚駅)発が最終となり利便性が守られた。
また、劇場バスのうち、[劇04]・[劇05](渋谷駅・新宿駅西口←国立劇場)の小滝橋での担当が終了し、[劇04]は渋谷、[劇05]は渋谷・早稲田の所管に戻った。
国立劇場で開催されていた3月大歌舞伎の千穐楽である3月27日が小滝橋担当の最終日となった模様である。みんくるバス(E-R562)が偶然にも充当されていた。

150401_8
▲[劇04]小滝橋のみんくるラッピング [poke]

toeibus.com
都営バスの"非公式"総合ファンサイト。

※趣味的な事柄に関する現場(営業所等)への問い合わせは
 業務の大きな迷惑になりますので、お止め下さい。
Return Top