幾分旧聞に属する話だが、平成28年11月までに江東区コミュニティバス「しおかぜ」(潮見駅~木場・辰巳循環)の専用車(N050号車)が除籍され、深川構内より搬出された。
江東区購入のCNG リエッセが専用車として走っており、検査等のときは一般車代走が行われていたが、江東区議会の平成28年オリンピック・パラリンピック推進特別委員会で本件の除籍について議事録が残っている。8月に自動車同士の事故で走行不能となった。納車から既に10年を経過して部品調達も困難であることや、車両の更新等について近く検討を予定していたとこともあり、そのままN050は除籍となった。
江東区では今後「しおかぜ」のあり方について検討していく予定で、おおむね平成30(2018)年度までは代替で専用車化した都営バス一般車(現在はV297)により運行を継続することとしている。リンク先のニュースページも参照。
▲除籍となったしおかぜ[五]
▲現在の専用車・V297[五]
なお、同議事録ではしおかぜの乗客数についても触れられており、平成27年度は5万7,439人/年(157人/日)。ピーク時の平成22年度は6万4,263人/年という実績だった。