令和3(2021)年12月30~31日に、東京ビッグサイトで日本最大の同人誌即売会となるコミックマーケットが開催された。新型コロナウィルスで中止・延期があったため、前回からは実に2年ぶりとなり、人数を大幅に抑えるべく一般入場の事前抽選制で人出は従来の数分の一になった。
臨時バスとして毎度同じく[国展08](東京駅八重洲口~東京ビッグサイト)が運転されたものの、深川の応援で運転される[国展09](門前仲町~東京ビッグサイト)は設定されなかった。
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[国展08]は東京駅八重洲口は6:30~16:00発、東京ビッグサイトは10:00~17:15発の運転となり、終日運転は1~11号車、午後から応援は有明の12~14号車の3台で、合計14台と従来の半分以下の規模となった。参加営業所としては初めて有明が加わったものの、終日運用は品川4台・渋谷4台・千住1台・南千住1台・有明1台と営業所も少な目だった。従来よりも待ち行列も少な目で、待ち時間も短く乗ることができたほか、運行されるかどうか分からないという声にこたえて今回は両方の停留所に発車時刻表が貼られた。
2020東京大会の終了後で東館が開放されたため、初の全館開催となったものの人出はかなり少なめで、[国展08]はほぼ終日10分間隔と従来より大幅に本数が減った。詳細は以下の通り。
東京駅八重洲口発…6:30~12:00まで10分間隔、以降16:00まで15分間隔(このため午後の一部は東京駅→ビッグサイトを回送)
ビッグサイト発…10:00~11:05まで11分間隔、以降17:15まで10分間隔
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なお、今回のライバル交通機関としては、当月に新たに開業したジェイアールバス関東の東京駅~東京ビッグサイト~東京港フェリーターミナルが挙げられる。おおむね1時間間隔での設定だったが、ICで350円という運賃ながら観光バスタイプ、WiFi、座れることをアピールし臨時便も合間に発車させていた。
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なお、交通局は毎回会場内に出展してグッズ販売などを行っていたが、今回は新型コロナウィルスの影響もあり出展自体がなかった。
期間中の配車は以下の通り。(FC)…フルカラーLED
12月30日 | 12月31日 | |
1 | A-G837 | A-G837 |
2 | A-B710 | A-B710 |
3 | A-Z541 | A-Z541 |
4 | A-A571 | A-A571 |
5 | J-E525(FC) | J-G788 |
6 | B-G825 | B-G823 |
7 | B-G824 | B-G829 |
8 | B-G823 | B-G825 |
9 | B-G829 | B-G824 |
10 | H-F591(FC) | H-F591(FC) |
11 | K-G773 | K-G765 |
12 | J-G788 | J-W411 |
13 | J-E521(FC) | J-E528(FC) |
14 | J-E527(FC) | J-G787 |
▲初の運用となったG代 K-G773[はんぞーもん]
▲B-G829 [鋼管]
▲初の有明車 J-E527
▲東京駅の臨時乗り場に到着 [はとむぎ]