令和6(2024)年1月20日に、東京タワー構内にて都営バス100周年記念イベントを開催することが11月20日に交通局より発表された。
都営バスは関東大震災の臨時交通機関として大正13(1924)年1月18日に創業し、本年100周年を迎えることを記念してイベントを行うものだ。時間は11時～14時で、雨天決行、荒天中止となっている。
.
場所は東京タワー駐車場での開催となる。かつてのバス祭りの会場だった晴海埠頭・豊洲市場六街区はいずれも建物建設や解体で使えず、前回の90周年の東京駅丸の内北口も専用のバスターミナルではなくなったことで適した場所がなかなか難しくなっていたが、何とか使える場所を探し出したというところだろうか。
.
イベントでは、90周年に続き旧塗装・オリジナルデザインラッピングバスのお披露目撮影会や、100周年記念式典、またこれらのバスを使った100周年記念シークレットバスツアーがメインとなる。90周年のときは深川車庫で並べての撮影会があり、その後式典会場の東京駅に移動というスケジュールだったが、今回はそのようなアナウンスがないため全て東京タワーでの実施となりそうだ。
それ以外には、ノンステップバス、燃料電池バス、フルフラットバスを展示するほか都営バスマスコット「みんくる」も登場する予定。
みんくる限定グッズなどの販売も行うが、廃品販売はない模様。
また、来場者には、「100周年オリジナルノベルティ」、子供には「都営バスオリジナルサンバイザー」等のノベルティをプレゼントとのこと。
.
シークレットバスツアーは事前応募の抽選形式となっており、実施要項のページはこちらを参照。ツアー時間は1時間～1時間20分程度。行先は車によって異なるとのことで、それぞれラッピングを実施する営業所にちなんだルートとなると思われる。参加は無料で、募集人数は180名。
当選者のみ、1月上旬頃に招待状を郵送で送付となり、落選者への通知は行われない。