東京都交通局は7月1日より、都営交通の職員(地下鉄・バス・都電・舎人ライナー)全体の服装規定を見直した。制帽やネクタイの着用を通年で試験的に任意するもので、近年の地球温暖化や働きやすさの改革の観点から改めることとなった。
詳しくは以下の通り。
・上着・ベストは10~5月の着用期間のうち、現在は10, 5月は任意となっている期間を10, 11, 4, 5月に拡大
・女性用夏用ベストも合わせて5~10月の着用期間(全期間任意)を4~11月に拡大
・ネクタイは11月~4月に着用、それ以外は着用任意だったものが通年で着用を任意に
・制帽は通年着用だったものが通年で着用を任意に(バス乗務員・乗務員室内の鉄軌道乗務員・改札内係員のみ)
・靴は原則革靴だったものを黒・濃茶・濃紺の単色スニーカーも可
制帽は乗務員を示すアイテムでもあったが、蒸れるなどの声も多く、通年脱帽の方向性となったのだろう。働きやすさへの活動は色々と進んでいきそうだ。