都営バス資料館

都市新-ヘッドマーク・行灯カバー

都市新バス車は都市新バス系統での運用が原則ということもあり、都市新バス以外での運用の際は例外でヘッドマークには円形のカバーを、行灯部分には上から黒いカバーを付けるようになっていた。

当時の夏休みダイヤや土曜・休日などで運用数が減っていたときは、サービスアップのため積極的に一般系統でも運用する姿が見られた。
車種によってカバーの付け方は異なっており、営業所によっては厳格にこの決まりを運用していたが、'90年代中頃になると出しっ放しで運用に入る姿もよく見られるようになった。特に[都08]の専用車は、カバーをつけて走る姿のほうが少数派だったと言える。最後までこのルールを厳格に守っていたのは大塚の[都02]だった。
今は江東のL代がヘッドマークカバーを付けっぱなしで走っているが、[都07]に入る際でもそのままの姿となっている。せっかくなら表示してくれるといいのだが。

呉羽/三菱系

▲M代 6か所を留める[き]

▲R代 8か所を留める[き] ▲V代 6か所を留める[き]
▲X代 8か所を留める[ぐ] ▲Z代 10か所を留める[塩]

同じ新呉羽でも代によって異なるのが面白い。上記以外では、S代は8か所、W代は6か所、C代は上4か所・下2か所の6か所となっている。突起に穴をはめる方式(W・C代など)か、ボタンのように留める方式(X・Z代など)と方式も異なっていた。なお、渋谷のZ代のみ新車のときについてきたヘッドマークカバーが黒色一色のもので、異彩を放っていた。

川重/IKC系

▲N代格上げ車 [き]
▲P代 [塩]

▲B代 [ア] ▲Z代 [ア]
▲M代 愛称板は裏返し [ア] ▲H代 愛称板は裏返し [ア]

キュービックの都市新車は全て6か所を留めるので共通している。初期の格上げ車については留めるような部分がないため、ヘッドマークカバーのように愛称カバーの外周を裏側に巻き込んでいたのだろうか。

日野車体

▲S代アローズ [き]
▲V代エコー [塩]

▲W代アローズ [き] ▲V代 鉄板での固定 [塩]
▲X代スター [L],/td>

日野は代に限らず穴に留める位置は4か所だった。D代はカバーの例が見当たらなかったが、行灯の穴は4か所で共通なので同じ仕組みだろう。[都03]用の都市新車は、京王への対抗意識もあったのか、都市新車が一般系統に入る優先度は[渋66]が一番で、次に距離の長い[王78]。[宿91]は滅多に入らなかった。
S代の初代行灯カバーは伸縮性に優れなかったらしく、一般系統を走る途中で外れてしまうこともあったようだ。目黒のV代のカバーはそれと比べるとかなり緩い感じに見える。板での固定バージョンは'90年代中盤頃までの目黒独自の施策だったが、長くは使われなかったようだ。

富士重工

▲S代アローズ[き]
▲T代アローズ[富]

▲S代アローズその2[L] ▲S代アローズその3[L]
▲Z代格上げアローズ[L] ▲E代アローズ [五]

富士重工の7Eボディは上下非対称で、上4か所・下3か所を留めるタイプだった。他のボディと異なり、カバーは黒っぽい色となっている。ただし、小サイズの写真で示したように、下4か所を留めているようなタイプも使われていたようだ。
Z代の写真は一般車を格上げしたもの。愛称部分は単なるステッカーのためヘッドマークのみ隠している。
E代は車によってステッカーの上からマグネットシートのようなもので覆って隠している車も存在した。

ヘッドマークカバー

一般系統運用時のカバー。当初は局章だったが平成3年のW代後期の時から一般車と合わせてイチョウマークに変更された。それ以前のも有効活用するためか、上から緑色で塗りつぶして局章の上に改めてイチョウを描いたヘッドマークも一部で使われていた。

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