都営バス資料館

平成31年度導入でリフト付き観光バスを3輛入札→いすゞが落札

交通局は12月上旬に、リフト付き観光バス3輛の入札を告示した。納期は来年平成31(2019)年11月29日で、E代としての導入になると思われる。納車先の車庫は未定。 型式は2TG-RU1ASD*と同等品の12m MT車(定員52以上)、車椅子リフトを搭載し、車椅子に6人乗った状態まで搭乗できることなどが規定されている。この条件だと基本的に当てはまるのはいすゞ/日野なので、それらの車種が導入されるのだろう。既にこのタイプの車は路線・福祉系に強い貸切事業者に複数導入されており、平成29(2017)年からは京成の東京(鍛冶橋)~成田空港東京空港交通のバスタ新宿~羽田空港でも運行を開始している。
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開札は来年1月末。現在の観光車は平成18(2006)年度導入で経年の置き換えも兼ねているのかもしれない。現在は5輛配置だが、残りの2輛は2020年度以降に置き換えるのかは不明。2年前に発表した「経営計画2016」でも、文中に「また、車椅子のまま乗車可能なリフト付観光バスを導入します。」とあり、計画に沿った導入と思われる。
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なお、入札には参考図面が添付されているが、なぜか今はなき西工の車体図面となっているのが面白い。

▲入札添付の参考図面

(1/31追記)
1/29に開札され、いすゞ自動車首都圏が落札した。価格は税込みで1億1,566万8千円(1台あたり3,855万6千円)。条件から選択肢が事実上ほとんどない中では予想通りだったと言うべきか。

▲入札金額概要

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