都営バスでは、デジタル技術を活用した業務の効率化に向けた取り組みとして「AIカメラを活用した乗降データ取得の実証実験」を行うと発表した。期間は令和6(2024)年11月13日から翌年1月31日まで。対象車両は小滝橋営業所の2台。対象車は*** ***
乗降客数の調査については調査員がバスに乗車し、利用人数や乗降停留所・乗車券の種類といったデータを集計していたが、バス車内にAIカメラを設置し、乗降人数を自動判別する実験を行う。カメラは乗車・降車扉付近のポールに設置される。先に実用化して本年7月より各車に搭載を始めている大阪シティバスの取り組みと同様ならば、乗客単位を見分けて乗降停留所(ODデータ)を取得できる模様、券種(定期・IC・現金…)を同時に調査できるかは不明。
なお、撮影した画像はカメラ内で集計データに変換して削除し、画像を復元することはできない。変換したデータは一定期間保管後、削除するとのこと。