4月1日に春改編が行われた。本年は路線変更や営業所移管が非常に少なく、はとバスに新規委託される系統もなく、ダイヤ改正が中心となった。全体としては増便される系統が目立った。
路線変更に関しては、夢の下町こと[S-1](東京駅北口~両国駅)はテコ入れが行われ、途中停留所が増加した。それ以外に浅草~両国駅の経路が一部変更となった 。
晴海埠頭でも経路変更かが行われ、ホテルマリナーズコート東京~晴海埠頭について、従来はマリナーズコート発車後に右折して「ほっとプラザはるみ入口」(旧晴海会場)に停車して道なりに埠頭終点へと向かっていたものが、マリナーズコート発車後に直進して施設の前に「ほっとプラザはるみ」停留所を新設した。従来の経路が環状二号線の整備に支障が出ることもあるのだろう。
また、[草63][草64](池袋駅東口~巣鴨駅/王子駅~浅草雷門)の浅草側の終点が変更となった。平成15年の変更以来、浅草雷門止まり・浅草雷門南始発という形態でしたが、[草63]はそれ以前の形態に経路を戻し、池袋からは浅草寿町行き、浅草側は雷門一丁目始発となった。[草64]は路線形態こそ変わりないが、浅草側の起点が浅草雷門南→浅草雷門に改称され、往復ともに浅草雷門発着となった。
変更前後の乗り場は以下の通りである。 [草63] 旧 J(浅草一丁目)→2 (浅草雷門降車)…8 (浅草雷門南乗車)→5(浅草雷門)→H(浅草一丁目)新 J(浅草一丁目)→D (浅草寿町降車)…G (雷門一丁目乗車)→5(浅草雷門)→H(浅草一丁目) [草64]旧 U(浅草松屋)→V (浅草雷門降車)…8 (浅草雷門南乗車)→R(東武浅草駅)新 U(浅草松屋)→V (浅草雷門降車)…8 (浅草雷門乗車)→R(東武浅草駅)
その他、ダイヤ改正で増減のあった系統は以下の通り。[豊洲01]は運行拠点でもあった豊洲駅バスターミナルが工事のため、深川車庫に一旦引っ込むように運行形態を変え、朝ラッシュ時の半数がキャナル3街区→豊洲駅→ユニシス→豊洲駅→キャナル3街区に、夕ラッシュ時の半数はキャナル3街区→豊洲駅→ユニシス→豊洲駅→キャナル4街区となった。
増便…[豊洲01]・[都02](平休)・[都04]・[急行05]・[都07]・[業10](平休)・[東16]・[錦18]・[錦22]・[北47]・[王57]・[品91]・[井92](土休)減便…[S-1](平日)・[西葛20](平日)・[亀26]・[王40]・[草43]・[里48]・[王49](平土)・[草64]・[宿74]・[宿75](平土)・[宿91]
また、4月1日の午前10時頃より、日赤医療センターの再開発により構内の道路が付け替えられ、[学03]の乗り場が出口寄りに移設され、構内の経路がショートカットされた。乗り場自体は生徒の下校を想定して長く行列作れるようになっており、従来と同じく生徒と一般で列を分けるようになっている。