7月12日より、品川・港南管内でダイヤ改正と経路変更が行われた。[品99](品川駅東口~品川埠頭循環)は経路変更され、東京入国管理局の向かいに品川方面の東京入国管理局停留所を新設し、[品99]本線の品川方面も入管を経由するように品川埠頭→港南大橋間の経路が変更された。
また、平日の昼のみ運行されている[品99折返](品川駅東口~東京入国管理局)は単純な往復となり、入管到着後は回送で道路の向かいの新設停留所に向かい、新設停留所から客扱いとなった。これにより、従来は入管からの帰りで本線と折返便の停留所が大きく離れていたのが共通化され、利便性が向上した。また、品川岸壁埠頭入口停留所が移設され、京浜運河→水上警察署の間に「港南大橋下」停留所が増設された。
これ以外では、[品93](目黒駅~大井競馬場)では京急八ツ山踏切対策で第一京浜を迂回する時間帯が平日11時まで延長された。品川車庫前を通らない時間帯が長くなるため、[品93]として目黒駅~品川駅~(第一京浜)~品川車庫という運行が新たに誕生した。
また、[田99出入]として、品川駅東口→港南車庫の運行が復活した。従来は回送としていたものを営業運転したもので、品川駅東口からの便は2年ぶりに復活した。逆方向の港南車庫→品川駅東口も日中にも運転が復活したが、早朝とそれ以外の便は品川駅付近の経路が異なる(下図参照)。なお、以前と同じく品川駅東口・港南四丁目以外の途中停留所は全て通過となる。