都営バス資料館

停留所サインのリニューアル・デジタルサイネージ試験を門前仲町で実施

都営バスでは、平成28年4月1日より門前仲町で案内サインのリニューアル・デジタルサイネージでの情報配信を活用した新たな取り組みを試験実施することとなった。
経営計画2016にも挙げられていた取り組みの一つで、外国人を含む多くの乗客が地下鉄・バスの乗継を含めてより使いやすくする目的で実施するもので、大江戸線門前仲町駅改札外にデジタルサイネージが一基、また門前仲町の各停留所の停留所標柱が更新されている。4月から9月までの試験実施とのことで、この取り組みを元に
交通局の公式発表はこちら。別紙の図は以下の通りとなっており、駅構内のサインリニューアル、バス停留所のリニューアル、デジタルサイネージ配信の3本柱からなっている。全体としては見やすく整理した案内になっており、このクオリティで広まることにも期待したい。
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▲交通局の公式発表(http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/pdf/2016/sub_p_20160331_h_1.pdf)より

改札側には沿線の名所案内の映像が流れている。門前仲町からはやや離れた砂町銀座も流れているあたり、[都07](錦糸町駅~門前仲町)の沿線などの条件で選んでいるのだろう。
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▲デジタルサイネージの内容

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▲改札外の乗り場案内。系統ごとに決まった色で描かれている。みんくるガイドの色と合わせているようで、都市新バスを除き系統番号で各系統の色を明確に意識した取り組みは初と思われる。

160407_10▲新型バス停の案内図。ここを通る路線の地図・周辺案内図・乗り換え案内が図示されており、今までよりかなり情報の密度が濃い。

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▲電照式ポールの乗り場案内。
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▲路線案内。英字・ピクトグラム併記になっている。前記事で紹介したような系統番号の英字や停留所番号はない。こちらもみんくるガイドと色が合わせられている。
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▲行き先案内の系統番号の部分も同様に色を合わせている。

写真:[のっぺ]

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