令和2(2020)年4月1日より、みんくるガイドの2020年版が配布開始された。本年開催予定だった東京大会のロゴの藍色の市松模様をモチーフに、東京の名所がイラストで入っているデザインとなっている。
各国語版(英語、韓国語、簡体字、繁体字)も前年度と同様作製された。
基本的な書式は前年までと同じで、春の改編に対応しているが、新設された[海01]のショートカット経由(台場二丁目~東京テレポート駅)は無視されている。掲載もれなのか気になるところ。
▲2020年版の台場地区。系統ナンバリング・有明ガーデン・有明営業所には対応しているが、[海01]のショートカット経由は記載なし
概要欄の細かい変更点は以下の通り。
・晴海埠頭、東京駅南口発着系統に「大会実施に伴い路線変更の可能性あり」の注意書きを追記(延期に伴い新版では削除?)
・NHK、築地場外市場などランドマークの表記を追加
・有明営業所開所に伴う窓口箇所変更、系統番号変更への対応
・文言の「都バス」→「都営バス」に変更。
中央の「都バスでめぐる東京」が「都営バスでめぐる東京」に変更、「都バス一日乗車券」→「都営バス一日乗車券」に変更(定期券のタイトル部分も同様)など
・はとバスの広告にQRコードが入る
・都営バス乗継割引に、「乗継割引が適用される乗車の前に、Suicaをスマートフォン等に移し替えた場合、乗継割引は適用されません。」の文面が追加
なお、定期券の値段が誤っていることが後から分かり、4月8日頃に配布を中止、回収となった。修正のお知らせが都営バスの公式サイトでも掲示されている。「今後の配布につきましては、準備が出来次第、お知らせいたします。」とのこと。