東京2020大会に伴い、観光車も送迎に駆り出されている。都営観光が担当するのはメディアや選手関連の輸送ではなく、ホテル間送迎。IOCスタッフ輸送と思われる東京プリンスホテル~ホテルオークラを運転している。プリンスホテル発が朝30分間隔で4便、ホテルオークラ発が夕60分間隔で2?便で、朝は2台使用の便も存在する。新型コロナウィルスに伴う影響で観光車の出番もなかなか少なかったが、ようやく連日動いている姿を見られるようになった。
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系統番号は[T3-]で、大会関係者輸送では輸送対象のレベルに応じてT1~T3の3種類があり、T3は国際競技連盟の役員・同伴ゲスト、選手団長、各国のスポーツ大臣、IOC委員・IPC理事の同伴ゲストといったクラスの輸送を担当している。
なお、基本的には車庫からこのホテル間の往復のみを担当しているが、日によってはこの輸送をこなした後に有明や辰巳の競技場に顔を出すこともあった。
▲東京プリンスホテルは正面玄関脇、ホテルオークラは裏側の車止めに発着。