令和6(2024)年7月20日に足立の花火が開催されることとなった。昨年のあまりに多い人出を警戒したのか、各系統とも手前で運転打ち切りに変更し、特に花火会場最寄の千住桜木まで行く[草41](浅草寿町～足立梅田町)・[端44](駒込病院～北千住駅)はかなり手前での折り返しとなってしまった。また、規制開始時刻も17時代から15時代に早まった。
[王45](王子駅～千住桜木)で見られた臨時も出さない方針になった。名物だった花火会場すぐの待機も見納めになり、バスでのアクセスは東武バスの西新井車庫・西新井駅～西新井橋が最寄となった。なお、[草43](浅草寿町～千住車庫)のみ通常通りの運行となった。
花火はおりからのゲリラ豪雨で開催直前に中止が決定されたが、会場に集まった観客を戻すため21時台まで迂回・規制が続いたため、バスの運行は花火開催時と同じとなった。千住車庫構内の臨時乗り場も昨年に続き使われた。

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都営バス

系統	元の運行区間	変更内容
草41	浅草寿町～足立梅田町	15:00頃～終バスの間、荒川四丁目～足立梅田町駅を運休、浅草寿町～荒川四丁目での折り返し運転。 浅草寿町15:02発～、足立梅田町15:05発～の便が対象（実際はそれぞれもう1便後から規制開始)
端44	駒込病院～北千住駅	19:00頃～終バスの間、熊野前～北千住駅を運休、駒込病院～熊野前での折り返し運転。 駒込病院16:12発～、北千住駅17:03発～の便が対象
王45	王子駅～北千住駅	15:00頃～終バスの間、王子駅→小台土手上、足立小台駅→北千住駅での折り返し運転。 昨年までの王子駅～千住桜木の臨時便は運転なし。 王子駅15:04発～、北千住駅15:49発～の便が対象
北47	北千住駅～竹の塚駅・足立清掃工場	17:00頃～終バスの間、北千住駅～千住車庫を運休、千住車庫～竹の塚駅・足立清掃工場での折り返し運転。 足立清掃16:26発～、竹の塚駅16:31発～、北千住駅17:00発～の便が対象
王49	王子駅～千住車庫	17:00頃～終バスの間、島根三丁目～千住車庫を運休、王子駅～島根三丁目での折り返し運転。 王子駅～足立区役所は通常通りの運転。 王子駅16:10発～、千住車庫駅17:10発～の便が対象

東武バス

系統	元の運行区間	変更内容
北01～04	北千住駅～西新井大師	17:00頃～終バスの間、北千住駅～西新井橋・いずみ記念病院を運休 代わりに西新井橋～100号線～西新井大師の臨時系統を運行。本木新道経由は全便運休
北05	北千住駅～江北駅	15:00頃～終バスの間、全区間運休
北11・12	北千住駅～六町駅・文教大学	17:00頃～終バスの間、北千住駅～六町駅を運休、六町駅～文教大学での折り返し運転。
高速	羽田空港～北千住駅	北千住駅17:40・19:15と羽田空港16:15～21:45は全区間運休。

はるかぜ

そのほか、12号は14:00以降五反野駅ロータリーに入らず通過

系統	元の運行区間	変更内容
5号	北千住駅西口循環	15:19の便を最後に運休、終バスまで全便運休。
6号	北千住駅～鹿浜五丁目団地	17:00頃～終バスの間、北千住駅～いずみ記念病院入口を運休、いずみ記念病院入口～鹿浜五丁目団地で折り返し運転。
8号	北千住駅～宮城循環	16:00頃～終バスの間、北千住駅～足立小台駅を運休、足立小台駅～宮城循環で折り返し運転。

草41

荒川四丁目とかなり手前での折り返しに。運用はそのままで日暮里駅に回送して待機になっていた模様。

端44

以前からダイヤ乱れ時などに用意されていたが使われることのなかった熊野前止まりが花火表示に差し替えられてついに使われた。熊野前からは東京女子医大足立医療センターまで回送して待機だった模様。

王45

足立小台駅が片方向停車のため、王子駅→小台土手上、足立小台駅のロータリーで折り返して駅発となっていた。花火会場から歩ける距離の終点のため、引き続きかなりの混雑を見せていたが臨時便は設定されなかった。

北47

千住車庫発着に短縮され、千住車庫発は構内からの発車となった。臨時便の設定はなかったが、特に混乱も見られずに帰りの観客を乗せていった。

王49

その他・東武バス

案内の看板

関係する停留所には統一デザインの規制案内の看板が設置されたが、よく見ると……
[王49]は島根三丁目止まりとなるはずが千住車庫表記になっていて、経由地も[王49]の通らない新田橋に。気づいたのかすぐに「新田橋」は「鹿浜橋」に修正されたが、「千住車庫」は迂回前日くらいに[王49]沿線の停留所を中心に「島根三丁目」に修正された。