都営バス資料館

平成30年4月1日-春改編、直行系統新設など

平成30(2018)年4月1日の春の路線改編で、直行系統の新設や臨海部の増強を中心とした改編を実施した。

改編関係系統の概要図 (©OpenStreetMap contributors)

[直行02]の開設

平日朝のみの運転で、勝どき駅まで各駅停車の後、月島三丁目(月島駅連絡)、亀島橋(日比谷線・京葉線連絡)のみ停車し、東京駅八重洲口で終点となる。清澄通り・佃大橋・八重洲通りを経由する模様。高層マンションが並ぶ豊海地区からの通勤需要に応える形となった。
LEDは側面のみ月島三丁目前後で切り替わり、微妙に内容が変化する。「外堀通り」の文字が新鮮。
これにより、かつての銀ブラバス用で臨時停留所としか使っていなかった外堀通り沿いの東京駅八重洲口の停留所は、降車専用ながら常設で使われることになった。
2台が片道運転をピストンで2回ずつ行い、[都04]とは組ダイヤになっていない。

▲月島駅・豊海水産埠頭[五]

[直行03]の開設

土休日の午前のみ・日本科学未来館行きのみ運転で、[急行05]と運転区間は同じだが、亀戸駅通り~新木場駅の明治通りの区間は西大島駅のみ停車となる。これ以外の明治通り上の北砂・境川・日曹橋・夢の島などは全て通過となる。
[直行03]の運行時は続行で亀戸駅通り始発の[急行05]が運転され、通過区間を救済する。なお、ゴールデンウィークなど繁忙期はさらに[直行03]が臨時増発されている。フルカラーLEDは系統外枠だけとなっている。

▲錦糸町駅にて[五]
▲新木場駅にて[五]

▲[五]

[錦18-2]の新設・延長

平日昼間のみ本線区間が延長され、錦糸町駅~新木場駅~国際展示場駅の運転となる。平日も新木場駅以遠が運転されるようになった。LED表示は[錦18-2]となっている。なお、[急行05]と同じく東雲駅には停車しない。

▲錦糸町駅にて[五]

[錦27-3]の開設

平日朝のみ[錦27折返](東大島駅→錦糸町駅)が開設された。東大島駅は小松川口をを発車し、小松川地区を経由して錦糸町駅で終点となる。錦糸町駅はターミナル内に乗り入れず、京葉道路上の丸井前8番乗り場で終点となる。[錦27]の本線ダイヤと組になっており、朝ラッシュの時間帯は(回送)→東大島駅→錦糸町駅→(回送)→東大島駅→錦糸町駅→(回送)と1台のみの運行となっている。

池86の池袋サンシャインシティ延長

半数以上の便が池袋駅東口~池袋サンシャインシティまで延伸される。平成2年に撤退して以来28年ぶりの乗り入れ復活となった。サンシャインシティの乗り場はバスターミナル内だが当時とは微妙に位置が異なり、出口近く乗り場となっている。また、撤退前はあったサンシャインシティ西口・南口の停留所は設けられず、東池袋一丁目の次が池袋サンシャインシティとなる。サンシャインシティ行きの場合、池袋駅東口の乗り場は現在とは異なり、駅東口前の停留所となる(撤退前や東池袋四丁目発着時代と同じ)。
また、延伸に合わせてサンシャインシティからもプレスリリースが出ている。「利用者からの要望や、2019年度に造幣局跡に整備される公園への住民の足として豊島区からの要望」があったことに応えたと記されており、都営側としても休憩場所の確保という点もあって渡りに船だったのかもしれない。

▲サンシャインシティ入口[きこう]、サンシャインシティ構内[ゆる]

▲サンシャインシティ乗り場[ゆる]

▲サンシャインシティからのプレスリリース(http://co.sunshinecity.co.jp/news-release/pdf/mecg180330_bus.pdf)

[両28]・清砂大橋経由の開設

1日1往復のみ、日曹橋・清砂大橋経由の両国駅~臨海車庫の便が開設される。清砂大橋経由の[錦22](錦糸町駅~臨海車庫)の本数減に伴う対応のようだが、そこまで[錦22]も減便されておらず開設意図は少々謎だ。なお、境川のバス停は本線の[両28]とは異なり明治通り上に停車する。

▲臨海車庫にて[五]

[直行01]の廃止

大井町駅~八潮パークタウンを直行運転していた[直行01]は全て各停化して往路青物横丁経由の[井92]に統合となった。近年は朝ラッシュ時のみの運転に縮小していたが、大井町駅東口→(直行01)→八潮パークタウン→(井92)→大井町駅東口の形で残るだけとなっており、ほとんど意味がなくなっていたためだろう。

▲仙台坂トンネル・八潮[きこう]

[深夜07]・[品91乙](夜前)の品川駅港南口発着への変更

品川駅高輪口を発着する[品91][深夜07]が全て品川駅港南口発着に変更され、[品91]本線と経由地を合わせて分かりやすくするということだろう。また、同時に深夜は通過していた品川シーサイド駅にも乗り入れるようになる。早朝・土休深夜の品川車庫発着も全廃され、経路がかなりシンプルになったと言えるだろう。なお、これに代わり土休日の最終時間帯は品川駅港南口→八潮公園が新たに設定された。

▲高輪口から発車する最終の八潮公園どまり
▲港南口移設後

[早81出入]の廃止

小滝橋車庫~早大正門が廃止となり、全区間回送での出入庫が中心となる。小滝橋から新宿に移管して9年経ち、もはや運転する意味もなくなったということだろう。改編後は早朝片道1本のみ、四谷四丁目→早大正門の出庫が新設されている。

▲馬場下町
▲早大正門[きこう]

[平28]の平井操車所便が廃止

平日3往復のみ残っていた東大島駅~平井操車所が廃止となり、全便東大島駅~平井駅の運転となった。改編跡は出入庫で平日のみ東大島駅→平井駅、平井駅→東大島駅の区間運転が昼間に1本ずつ新設された。

▲平井操車所

▲平井七丁目北交番付近、改編後に新設された平井駅止まり

[急行06]の移管

臨海から港南に移管された。[虹01](浜松町駅~国際展示場駅)の廃止以来、久しぶりにお台場に港南車が営業運転するようになった。出入庫は全区間回送で、昼間のみの運転は[橋86]と組ダイヤになっている。

[里48]の千住参入、南千住撤退と[門33]の南千住参入

南千住が[里48](日暮里駅~見沼代親水公園駅)から撤退し、[門33]に新たに参入し江東と共管となった。代わりに[里48]には千住が参入している。江東の増発分の穴埋めで[門33]の一部を南千住が肩代わりしたとも考えられる。[里48]は南千住担当の運用がそっくり千住に移行し、休憩場所のみ駒込病院に変化した。[門33]の南千住担当は2運用のみとなっている。

▲[門33]の南千住は初日からK代車が登場[五]
▲千住車 H-W429

[学05]の循環化、豊明小学校止まりの明示

[学05]は日本女子大で通し乗車できることを明示する意味で、目白駅→日本女子大→日本女子大(豊明小学校)→目白駅の循環系統となった。これとともに、平日・土曜の朝のみ運転される目白駅→日本女子大(豊明小学校)止まりは専用のLEDが表示されるようになった。ただし、表示区間はデフォルトで日本女子大→日本女子大(豊明小学校)のみに限られる模様。

▲日本女子大にて

[橋86]赤羽橋駅発着の開設

[橋86]は目黒駅側の本数を維持する代わりに、目黒駅~赤羽橋駅の折返便を作り、赤羽橋駅~東京タワーの本数が半減した。新橋駅発着については変化なし。これに伴う東京タワーの休憩はなくなっている。麻布十番駅~赤羽橋駅は往復とも首都高南側の道路を通り、赤羽橋駅到着後は東京タワー→飯倉→赤羽橋駅と回送で折り返す。

▲二ノ橋にて。赤羽橋駅発着は行き先LEDが一部反転している

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