平成27年9月30日付で深川に所属していた日野自動車のハイブリッド試験車であるZ500, 501が除籍となった模様。新たな制御方式のハイブリッドとして新型エンジンとともに登場した同車は1年半にわたり深川管内の各系統を走り、固定運用だった[東16][門19]の早番運用のほか、江東区コミュニティバスしおかぜやビッグサイト急行を含めほぼ全ての系統で運用をこなした。
9月下旬には一部の運用で運転席脇に9月末で引退するむねの小さな掲示を出していたときがあったが、予告通り9月末での除籍となった。なお、除籍日が9月30日付のため、最終運用は9月29日となり、それぞれZ500は[木11]、Z501は[都05]の運用でラストランとなった。
登場時は2増だったことからこの除籍に伴う代替の車はない。この方式のハイブリッド車としては、最近発表された新型エルガのハイブリッド車が後継となるため、日野車体を受け継ぐことはなく、この試験車は名実ともに過渡期の存在として役割を終えることになりそうだ。この後は数日以内にメーカーに返却されると思われるが、燃料電池を主軸に据えようとしている中、果たして都営バスがハイブリッドを今後継続的に入れることがあるのかは気になるところだ。
9/30付でZ500, 501が除籍
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