交通局は令和元(2019)年9月13日に、10月1日より英字を併記した系統番号を[都01](渋谷駅~新橋駅)・[都08](日暮里駅~錦糸町駅)で試験実施すると発表した。番号体系そのものは変えず、都に対応する「T」を行先表示や停留所などに併記する。
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都営バスでは、既報(系統番号に英字ナンバリング予定)の通り、系統番号のの英字併記(ナンバリング)を導入する方針となっていた。東京2020大会や訪日外国人の増加を見据え、国の指針にも合わせ海外にも分かりやすい番号として英字を付与することとした。ただし既存の利用者にも配慮し、系統番号を変えることはせず、英字を併記する方式となる。
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行先表示は前面LEDが例示され、「都」の下に「T」が併記される。側面や背面はスペースが小さいこともあり、どういう形になるのかは不明。行先表示以外にも、バス停・デジタルサイネージ・tobus.jpの表記なども対応する予定となっている。
試験実施後は利用客から意見を募り、効果を検証した上で今後の導入拡大について検討する。来年(2020年)度からの全面実施というような文言はなく、あくまで慎重に見極める方針のようだ。
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(参考:交通局のお知らせ[PDF])