時事通信の平成29年2月15日記事「都バスにナンバリング=外国人利用増へ18年に―新宿「SJ」、錦糸町「KN」」によれば、平成30年(2018年)に都営バスで系統番号のの英字併記(ナンバリング)を導入する方針を固めた、とのこと。
過去の入札で、看板に系統番号英字併記バージョンとなっている記事を記したが、東京オリンピック・パラリンピックを見据え、観光にも利用しやすいとして利用者層の掘り起こしを狙うようだ。
方式はAKB方式(仮)となる、ターミナル漢字を英字化したもの+既存の数字を繋げたものを検討しているようで、[宿91]=[SJ91]、[錦37]=[KN37]というような表し方となる模様。既存の利用者に配慮し、行き先表示・案内板には両方を記す方向性となっている。
入札の記事では停留所もナンバリングを行っていたが、新設・廃止などが頻繁にあるため、こちらは見送る方針。停留所名に多言語表記を増やすことで対応するとのこと。
停留所看板・路線図の見た目がどうなるかで分かりやすさが決まるだろうが、系統番号の大幅な変更はしないという意味では穏当な方式と言えるだろう。LED行き先表示は全て英字併記に差し替えになると思われるが、どういう形での表示になるか続報を待ちたい。