令和7(2025)年7月16日に、M代の一般路線車の第一陣としてM468, M469が江戸川に納車された。都営バスでは初の江戸川ナンバーとなった。
本年度は入札の結果、2年ぶりに三菱ふそうが落札しMP38シリーズ(2KG-MP38FK)が登場した。全体では都区内仕様が103台となっている。
局番の番号帯はL代からの続きで、300・400番台を使っている。
ナンバープレートはL代と同じく希望ナンバー+東京の図柄ナンバーとなった。
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前回のふそうK代と比べると、2025年度重量車燃費基準に適合し、交代時車両直後確認装置の義務付けに適合したバックアイカメラと専用モニターを装着したマイナーチェンジモデルとなっているが、型式そのものは変わりない。行先表示は白色LEDとなり、昨年度に続きフルカラー復活は見送られた。外観はほぼK代と同じで、ナンバープレートは東京都の図柄ナンバーとなっている。
座席配置もK代と同じで、中扉以降は2列、前扉側には座席はなく車内の混雑対応度はやや低い。違いがあるのは運転席まわりくらいで、いすゞL代と同じく車体後面を専用に常時映すモニターが用意された。これに伴い、スターフ(運行表)はL代と同じく計器盤右側のスイッチの上に置き場の枠が用意されている。
また、運転席はいすゞと合わせて裏側に書類等を差し込めるポケットが設置された。バックカメラは改良され、カメラにカバー・シャッターがつき、カメラON時にシャッターが開く仕様に。あとはブレーキフルードタンクの位置が変更になった程度で、乗客から見える範囲では、荷物から手を離さないステッカーが追加になった程度だろう。

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これに伴う除籍はT, V代が主となっているが、車検満了の時期を優先しているのか、7-8月はV代のほうが多く除籍されている。
また、7月前半には車検満了で先行してP-T210, N-V369が除籍された。いずれも故障や不調で長らく営業に出ていない車で、この時点では代替がなく、翌月以降に来る新車で代替となっている。


- 8月の導入分
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練馬にM421, M422(練馬230い421, い422)が納車、V315, V373が除籍。
深川にM447, M448, M450(江東210あ447, あ448, あ450)が納車、T208, T214, T216が除籍。
小滝橋にM379, M380(練馬230あ379, い380)が納車、V334, V335が除籍。
早稲田にM384, M385, M386(練馬230あ384, あ385, う386)が納車、V343, V344, V346が除籍。
北にM403, M404(練馬230い403, あ404)が納車、T193が除籍。
深川にM451, M452, M453(江東210あ451, あ452, あ453)が納車、T213, T217, T218が除籍。 - 7月の導入分
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北からV369、巣鴨からT210が除籍。
江戸川にM468, M469(江戸川210あ468, あ469)が納車
深川にM444, M445, M446(江東210あ444, あ445, あ446)が納車。T212, T215, V297が除籍。
千住にM414, M415(足立230あ414, あ415)が納車、T202, V367が除籍。
南千住にM428, M429, M430(足立230あ428, あ429, あ430)が納車、V384, V385, V386が除籍。