▲ボルグレンのサイトより(http://volgren.com.au/volgrens-export-innovation-show-hon-philip-dalidakis-mp/)
平成30(2018)年8月17日、ボルグレンがアップした記事の写真にて、都営バスに今年導入されるフルフラットバスのデザインが明らかになった。ビクトリア州の貿易部門の長であるPhilip Dalidakis州議会上院員はボルグレンのCEO Peter Daleとともに、ボルグレンのDandenong工場で都営バス向けに新たに導入されるスカニアN280UBを見学した
特に記事には他に目新しい点はないが、デザインが目を引く。前面はパネル部分が黒と緑に、両脇が白く、また側面は窓上が緑に、窓下は細いオレンジ枠に白地となっている。このままだと上が重いデザインになるので、白い部分には何らかのラッピングを施すと思われるが、最終的なデザインが気になるところだ。
座席が「みんくる」モケットになっているが、イチョウマークのような白線と青のツートンカラーを組み合わせた幾何学模様になった新柄になっている。
▲運転席部分のアップ
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記事中では30輛(30 units)を製造したとなっており、都営導入の29輛のほかに追加で1輛存在している。これが日本にて先行で目撃されている車と思われる。7月下旬から8月上旬にかけて、スカニアロゴの入ったデモ用と思われる車(白塗装)が都営バスの各営業所を回った姿が目撃された。
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渋谷などの数営業所を巡回しており、主に乗務員見学とともに整備の面で車庫に格納可能かなどをチェックした模様。スカニアのFacebookで公開していた写真の車とは側窓最後部など微妙に細部のパーツが異なっており、別個体となっている。また、巡回が複数営業所にわたっており、特定の営業所のみに集中するのではなく、ある程度分散して導入されるのかもしれない。
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Thanks to:@Hamrag_Yatlerotさん