令和3(2021)年6月1日~9月30日の間、東京2020大会実施に伴う交通規制で、有楽町駅・晴海埠頭などに終日バスが来なくなり、該当系統はそれぞれ迂回・規制となる。
実際の大会実施期間よりかなり幅広いため要注意。
.
東京駅側は、東京駅丸の内南口~数寄屋橋の間を和田倉門・日比谷通り・日比谷交差点経由に迂回し、東京国際フォーラム・有楽町駅は休止となる。その代わり、晴海通り上の数寄屋橋(東京駅方面)・日比谷(銀座方面のみ)に臨時停車する。[都05-1][都05-2][深夜13](東京駅南口~晴海埠頭・東京ビッグサイト・有明一丁目)や[都04](東京駅南口~豊海水産埠頭)が該当する。
.
晴海埠頭側は、選手村により一帯が交通規制となるため、全便ホテルマリナーズコート東京にて折り返しとなり、ほっとプラザはるみ・晴海埠頭は休止となる。代替はない。[都05-1]・[都03](四谷駅~晴海埠頭)・[錦13](錦糸町駅~晴海埠頭)といった晴海埠頭発着系統は全て対象となる。
このため、マリナーズコート停留所付近に数台が停車できる臨時の操車所が作られるようだ。
.
また、オリンピックスタジアム周辺の規制としては、[黒77](目黒駅~千駄ヶ谷駅)が6月27日~9月16日の間、神宮前二丁目で折り返し運転となり、霞ヶ丘・明治公園・千駄ヶ谷八幡・千駄ヶ谷駅は休止となる。神宮外苑花火の規制時に近いが、復路も霞ヶ丘始発でなく神宮前二丁目始発となる模様。
→9月8日までに期間短縮され、9月9日から平常運行となった。
.
[早81](早大正門~渋谷駅東口)は千駄ヶ谷駅付近で臨時に経路変更、千駄ヶ谷駅(渋谷方面)の乗り場がハチ公バス側に変更となる。こちらも6月27日~9月16日の終日。また、[品97](品川駅高輪口~新宿駅西口)は大会開催中の7月19日~8月8日、8月24日~9月5日は信濃町駅南口(新宿駅方面)のみ休止となる。品川駅方面の停留所はそのまま利用可能。
→9月8日までに期間短縮され、9月9日から平常運行となった。
.
[江東01](しおかせ、潮見駅~辰巳・木場循環)は東京アクアティクスセンター付近が通行止めとなるため臨時に経路変更、港湾住宅停留所を休止し、漣橋南詰(辰巳駅方向)停留所は移設となる。6月28日~9月20日が対象期間となる。
→9月17日までに期間短縮され、9月18日から平常運行となった。
.
これに伴い、関係系統ではダイヤ改正が行われる。また、この期間中は平日朝のみ東京駅南口・有楽町駅と東京ビックサイト方面を急行運転する[都05-2急行]は運転をとりやめる。詳しくはダイヤ改正の別記事を参照。
有楽町駅側の規制では、東急バスの[東98](東京駅南口~等々力)や、日立自の晴海ライナーなども影響を受けそうだ。
.
また、これに伴う特別措置として、購入後の定期券の払い戻し措置がある。通用期間中に対象となる停留所利用の乗客のうち、規制期間終了日までの間に、本件の規制による払戻しであることを申し出た場合に限り、無手数料で定期券の払い戻しが受けられる。
.
▲通常時・規制時の路線図