都営バス資料館

3/30、有明営業所が開所

令和2(2020)年3月30日、有明営業所がオープンした。新規の車庫としては、近年では港南支所以来22年ぶり、完全に新規としては昭和47(1972)年の葛西営業所以来48年ぶりのオープンとなった。
所属車輛数は30台と控えめだが当初から営業所格となっている。このうち23台が新車で、燃料電池が6台、一般路線車が17台。他からの転入は品川から3台、深川から4台の計7台となっており、最古参格であるM代(平成16年度)車が含まれている。
車体表記の営業所記号は既報の通り「J」。年度で使っていない文字となった。
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▲営業開始直前の有明営業所
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一番出庫は4:45頃と早く、錦糸町駅・住吉駅などへの乗務員送迎で運転を開始した。燃料電池バスのE139号車が選ばれている。また、その後に豊洲駅への乗務員送迎がE139とE525号車で行われた。

▲住吉駅を走る有明の一番送迎バス、有明営業所到着直前

その後、6:00には営業の一番出庫の前に合わせてささやかながら出発式が開催され、交通局の広報も登場。所長臨席のもと花束贈呈・記念撮影や出発式が開催された。ナックルラインに「有明自動車営業所」の専用LED表示が作られたのも特徴。6:15には門前仲町への回送出庫に向けて旅立ち、その後も続々と出庫していった。

▲開所式。花束贈呈と初代営業所長の発車合図
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平日ダイヤは19運用程度存在し、実施調査によると早番5、中休7、遅番6運用に加え、明け番用の朝のみのダイヤが1運用となっている模様。早番・遅番で同じ車を使い回せるため、初日の3月30日は15台使用となり、半数が車庫で休んでいた。1台を除き運用は全てE代の新車だったほか、燃料電池は[海01](門前仲町~東京テレポート駅)専属となる。水素の充填場所は原則として有明の水素スタンドとなる。


▲[海01]の燃料電池バス(きた)

▲初日唯一の転入車だったJ-T198
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担当系統は[海01]・[波01](東京テレポート駅~中央防波堤)の2系統で、[海01]は有明・品川・深川、[波01]は有明・品川の複数営業所による共管となっている。[海01]は門前仲町・豊洲駅・有明一丁目・東京テレポート駅に回送出入庫が存在し、食入も含め休憩は全て有明営業所構内となっているようだ。なお、営業出入庫は存在せず、全て回送。車庫前の停留所は作られなかった。最寄はりんかい線東雲駅徒歩10分のほか、[海01][都05-2](東京駅南口~東京ビッグサイト)などの「有明小中学校」停留所より徒歩6-7分。


▲[波01](きた)
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初日とあって、乗務員発案の有明営業所開所記念イラストをダッシュボードに掲げた車も一部走っていたほか、窓口のガラス窓にも掲出された。
窓口は敷地の東西両方からアクセス可能で、正面の門から東雲駅方面に徒歩でショートカットで抜けられる。営業所の窓口は真新しく、車いす対応のトイレが設置されている。他と同じく窓口は8-20時の営業。

▲有明営業所構内(客用通路)、窓口正面、窓口、開所記念イラスト
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オリンピック・パラリンピックが2020年からの延期確定となる中、本来であれば大会後に路線増強が見込まれたところだが、有明営業所の路線や車がどうなるかは不透明だ。台数増加や路線の受け持ち増といった本領発揮は2021年以降となりそうだが、気になるところ。

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