令和5(2022)年8月12, 13日に、東京ビッグサイトで日本最大の同人誌即売会となるコミックマーケット102が開催された。午後を中心に入場制限を緩和してチケットから当日購入可のリストバンド制とした結果、前回の9万人/日より大幅に増えて13万人/日の参加者数となった。これに対応して、臨時バスとして[国展08](東京駅八重洲口~東京ビッグサイト)が運転された。
深川の応援で運転される[国展09](門前仲町~東京ビッグサイト)は設定がなかった。
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[国展08]のは前回と同じく、東京駅八重洲口は前回と同じく乗り場が東京駅八重洲口構内10番乗り場からの発車となった。前回の混雑を受けて増発され、始発を繰り上げ6:40始発となり、11:44まで約12分間隔の運転に増発された。
東京ビッグサイトは始発が11:27と繰り下がり、12:17以降は終バスまでほぼ6分間隔と前回より増強された。終日運転は1~12号車で前回と同じだが、15時台から応援が7台と大幅に増強され計19台と全体では5台増だった。午後はかなりの混雑を見せていた模様。
参加営業所は江戸川が復活し、有明の終日運用はなくなり全て応援(13~19号車)に。渋谷・南千住が2台で、直営の中では江東のみ運行がなかった。
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発車時刻表は以下の通り。
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東京駅の降車は駅からやや離れた八重洲通り上の通り三丁目バス停で、そこから回送でビッグサイトに戻る場合は駅構内に入らずそのまま八重洲口を左折、鍛冶橋を左折して従来の急行ルートに戻っていた。
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配車は各営業所から趣向を凝らした配車も見られ、渋谷は特輸運用に出ることが珍しいハイブリッドのT250が登場したほか、貸切兼用でめったに営業に出ないA010号車も現れた。小滝橋・江戸川などからは古参車も見られた。
ライバル交通機関としては今回から東京BRTが加わり、国際展示場~新橋は予備も使った増発体制で約10分間隔での運転となっていた。また、ジェイアールバス関東の東京駅~東京ビッグサイト~東京港フェリーターミナルも引き続き東京駅方面のみ臨時を出していたが、本数は少な目だった。
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なお、交通局の出展も前回に続き西アトリウムで見られた。出展記事はこちら。
期間中の配車は以下の通り。(FC)…フルカラーLED
8月12日 | 8月13日 | |
1 | A-G839 | A-H856 |
2 | B-A010(FC) | B-A010(FC) |
3 | K-H011 | K-H011 |
4 | E-S655 | E-S654 |
5 | T-E518(FC) | T-E518(FC) |
6 | P-H891 | P-H889 |
7 | N-F603(FC) | N-W456 |
8 | F-F681(FC) | F-F681(FC) |
9 | H-H952 | H-H952 |
10 | B-T250(FC) | B-X271(FC) |
11 | K-G778 | K-Z533 |
12 | V-R629 | V-S673 |
13 | J-E522 | J-A658 |
14 | J-E527(FC) | J-A650 |
15 | J-V318 | J-A582 |
16 | J-T279 | J-H993 |
17 | J-A658 | J-B727 |
18 | J-B727 | J-A648 |
19 | J-W411 | J-T198 |
これ以外でも、[東16](東京駅八重洲口~東京ビックサイト)・[門19](門前仲町~東京ビッグサイト)はわずかに夕方中心に臨時が出たほか、[都05-2](東京駅南口~東京ビックサイト)は午前のビッグサイト方面、夕方の東京駅方面に数台臨時便が運転された。
会場外を走る[急行05](錦糸町駅~日本科学未来館)は、亀戸駅通り始発の続行便が8:00~12:30頃まで約30分おきに通常便と続行運転になる形で運転され、前回よりも台数がかなり多くなったが、帰りは13~14時台にビッグサイト駅始発の錦糸町駅が2~3本増発された程度で臨時運転は少な目だった。