都営バス資料館

新たな劇場バス、[四季48]有明ガーデン→東京駅南口を運行(2022年当面の間)

令和3(2021)年9月26日に、都営バスは有明四季劇場開設に合わせて新たな劇場バス[四季48]を開設する。区間は有明ガーデン(構内)から東京駅丸の内南口で、途中停車はなしの直行便。発車時刻は、平日が21:25・21:35、土曜休日が20:25・20:35の2回ずつとなる。
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▲交通局のトップページに配置されたバナー。フルカラーLEDデザインはこのような感じの模様

運行日は夜公演が開催される以下の日付。
10月下旬にお知らせが更新され、12月22日まで運転日が延長された。
さらに12月中旬にお知らせが更新され、令和4(2022)年3月29日まで運転日が延長された。夜間公演日=運転日は以下の通り。
9月…29日
10月…2, 5, 6, 9, 12, 13, 16, 20, 23, 26, 30日
11月…6, 9, 10, 13, 17, 20, 23, 24, 27日
12月…1, 4, 7, 11, 15, 18, 22日
1月…8, 12, 15, 21, 22, 25, 29, 30日
2月…5, 8, 12, 19, 22, 26日
3月…5, 8, 12, 19, 23, 26, 29日
12月25日・26日は二回目の公演(15:30)があるが、終演時刻が早いため運転されない。
さらに令和4(2022)年3月にお知らせが更新され、当面の間運転されることとなった
夜間公演日=運転日は以下の通り。夜間公演日のみとなるため、詳しいスケジュールは劇団四季のサイトを参照。4月現在の予定では以下の日が夜間公演あり。
4月…2, 6, 9, 12, 14, 16, 20, 23, 26, 27, 30日
5月…4, 10, 11, 12, 14, 18, 21, 24, 25, 28日
6月…1, 4, 7, 11, 15, 18, 21, 25日
7月…2, 5, 9, 16, 20, 23, 26, 30日
8月…6, 9, 13, 20, 27日

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担当は有明営業所で、運賃は一般系統と同じ扱い。他の臨時バスと同じく、特に観劇者でなくても乗車可能。運行期間は10月30日までの予定で、それ以降は未定。なお、バス通りに出れば、有明二丁目停留所から[都05-2]東京駅南口、[東16]東京駅八重洲口、[海01]門前仲町行きがそれぞれ運行されているが、他系統より短時間で山手線の駅にアクセスできるのはありがたいところだろう。
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有明四季劇場は有明ガーデン近くに設けられた劇団四季の常設劇場で、ミュージカル「ライオンキング」をロングランで公演予定となっている。11月以降も公演は予定されており、これ以降の運行も期待したいところだ。なお、系統番号の[四季48]は劇団四季と、ライオンキングのメインキャラクター・シンバから語呂合わせで取った番号の模様。
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都営バスのお知らせより
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国立劇場の観劇後の劇場バスは新型コロナウィルスの影響で今年度運休となっている中、久々の新路線となる。
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9月20日週には有明のG代を使っての路線教習が行われ、予定通りに9月29日より[四季48]が運転を開始した。有明ガーデンは[都05-2]と同じく2番乗り場から発車し、有明営業所が担当。初日、10月2日はそれぞれの便とも臨時続行を含めた2台ずつ、2便で4台の運行となった。劇場側でも帰りのバスのアナウンスがあるのか、終演と同時にバス停に向かう乗客の姿が多く見られ、混雑していた。
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▲路線教習時の姿

▲有明ガーデンの乗り場につける(はとむぎ、TN)

東京駅までは、環状2号・築地大橋経由で築地三丁目・晴海通り・有楽町駅経由となる。なお、初日のみ有楽町駅が交通規制だったため、日比谷交差点・和田倉門経由で東京駅南口へと向かっていた。東京駅からは鍛冶橋通り・佃大橋・晴海三丁目経由で回送入庫となった模様。初日は交通局の職員も多数集まり、各便の乗降調査などを行っていた。
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▲有楽町駅経由(はとむぎ)と、一日だけの日比谷交差点経由


▲臨時便の表示を出した続行便(TN)

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行先表示のLEDは、系統文字色が黄色系という珍しいもので、ライオンキングのイメージカラーにあやかったのだろうか。車内の次停留所の液晶は特別仕様になっており、通常は緑色の部分が橙色になり、ライオンキングと劇団四季のCMが流れるようになっていた。
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▲車内の次停留所表示 (TN)

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