後期(昭和60年~平成24年)
昭和60年に数年ぶりに特定車を導入する際、通学児童の環境改善を考えて車体をデラックス化するとともに塗装が一新された。クリームをベースに、グリーン・ライトグリーンの2色の帯を引いた明るいデザインとなった。帯は車体後部で斜めに跳ね上がるようになっている。
既存の車も全てこれに塗り替えられており、特定事業の廃止までこのデザインとなった。
A代までは行灯に「東京都」のプレートがあったが、F代からは「都営バス」の表示を車体に直接貼り付けている。
(塩)
R-F953(リ)
(五)
前期(昭和48年~昭和56年)
昭和48年に肢体不自由児などの通学向けとしてスタートしたリフトつき特定車は、貸切車のデザインの色違いとも言えるもので、貸切車と同じくスーパーホワイトが基本色でオレンジの帯色も同様。屋根・スカートはスカイブルーとなっているのが違いだった。
方向幕の部分は固定のプレートで「東京都」と記されている。昭和60年からは順次後期の塗装に塗り替えられた。
(タ)
なお、貸切から特定車への転用の際は車体色はそのまま、前面などにスクールバスの看板をつけていた。
(リ)
R-P943(塩)