交通局は「都営フェスタ」を令和2(2020)年12月12日(土)にオンラインで実施することを発表した。このイベントは、都営交通ファン向けに毎年秋に開催されているもので、例年馬込・志村の地下鉄の車庫で持ち回りで開かれていた。
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新型コロナウィルスの影響で他のイベントが軒並み中止となる中、オンラインでの開催に切り替えて実施することになった。12月12日の11時~17時にyoutubeの都営交通公式チャンネルで配信され、出演者は中川家・礼二さん/高橋みなみさん 他。
配信内容は、都営交通にまつわるトークのほか、視聴者からの質問コーナー、自動車工場潜入、都営交通クイズ王決定戦など。
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また、キャンペーンサイトとして「project toei」内に専用ページが開設される。
その中で、「大切に使われてきたものは、美しい」をコンセプトに、廃品・部品販売を実施。12月7日~19日の期間中に購入申し込みをした人の中から抽選販売となる。商品のうち一部は12日のイベント当日に発表となる品もあり、こちらは12~19日が申込みとなる。詳しくは、専用サイトを参照(12月7日オープン)。
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バス関連では定期券発売所の各種印、旧運賃箱の姿が見えるが、果たして方向幕などは販売されるのかなど気になるところだ。
→12/12のオンライン開催に伴い追加物品が発表された。都営バス関連の品目は以下の通り。
▲オンラインセールの内容(https://toei.official.ec/より)
・車内名刺入れ…2,000円 送料A、'90年代まで使われていたIDカード差し込み型の名刺入れ。
・定期券用はんこ…1,000円 送料A、3個。定期券売り場で使われていたゴム印セット(学バス入り)。
・料金機…30,000円、引取のみ、2個。1世代前の小田原機器の運賃箱。中身の主要ユニットは取り外されている。
・停留所案内板(ぶらさがり)…5,000円、送料B、数十個らしい。停留所の上屋につり下がった方面板で種類は選べない。
・停留所案内板…1,000円、送料B。電照式などの停留所に挿し込むアクリル板。種類は選べない。
・行き先案内板…1,000円、送料B。青梅管内の停留所にあった運賃表示のアクリル板と思われる。種類は選べない。
・方向幕(1本もの)…5,000円、送料C。どの営業所かは不明。前側背面の向きは選べない。
・方向幕(切れ端)…3,000円、送料C。どの営業所かは不明。前側背面の向きは選べない。
・みんくるソファー…60,000円、引取のみ、1個。リクライニングする2人掛けソファ。モケット色は赤。
・みんくるペール缶椅子…5,000円、送料B、10個。バスの日イベントでおなじみの缶の頭にクッションを取り付けた自動車工場製。今回の側面貼りのみんくるシールは特別製。
・みんくるクッション…3,000円、送料A、10個。バスの日イベントでおなじみ。赤(旧優先席)・濃い水色(現優先席)・青(現一般席)の3色。
・みんくるドアオープナー…1,000円、送料A、5個。自動車工場製の木工品。手をふれずにドアを開けられる。
※送料は東京への送付で送料A…1,500円、送料B…2,000円、送料C…4,000円とかなり高額になっているため要注意。
また、クレジットカード(VISA/Master)での応募が必須となる。
参考:交通局のプレスリリース