令和4(2022)年12月30, 31日に、東京ビッグサイトで日本最大の同人誌即売会となるコミックマーケット101が開催された。前回と同程度の総入場者数(8.5万人→9.0万人/日)で、新型コロナウィルスで事前入場抽選制は継続されたが、午後入場のチケットが途中で売り切れるなど、全体としての人出は前回よりも多く見られた。
臨時バスとして毎度同じく[国展08](東京駅八重洲口~東京ビッグサイト)が運転された。
深川の応援で運転される[国展09](門前仲町~東京ビッグサイト)は今回も設定されなかった。
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[国展08]の運行形態は大きく変わり、東京駅八重洲口は既報の記事の通り乗り場が東京駅八重洲口構内に変わり、始発が繰り下がり7:01~11:20までと大幅に運行時間帯が縮小。間隔も約20分間隔と少なかった。
逆に、東京ビッグサイトは始発が11:00からと1時間繰り下がったものの、11:53発以降は終バスまでほぼ7分間隔と増強され、帰りにバスを集中させていた。それ以外の時間帯は全て片道回送となる。終日運転は1~12号車で前回と同じ、15時台から応援は1台減って有明の13, 14号車の2台で、合計14台だった。
参加営業所は前回と微妙に異なり、早稲田の枠が復活。有明が1+応援2台に減り、千住が2枠のほかは各直営営業所に散らばった。23区内で運行のなかった直営は江東・江戸川のみだった。
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発車時刻表は以下の通り。
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東京駅の降車は駅からやや離れた八重洲通り上の通り三丁目バス停で、そこから回送でビッグサイトに戻る場合は駅構内に入らずそのまま八重洲口を左折、鍛冶橋を左折して従来の急行ルートに戻っていた。また、東京駅八重洲口の乗車バス停は一般系統と兼用のため、今までのバスターミナル東京八重洲前の乗り場跡地で待機る姿も見られた。
朝は人気で積み残しも見られた。30日は乗降調査で本局の人員も各地に配置されている姿が見られ、今後の本数の改善に期待したいところ。
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配車はさすがに前回のようなスカニア・フルフラットバスは見られず、新しい車が中心だったが、渋谷からは30日のみ貸切化して以来ほぼ営業に出てこなかったA010が初登場。北の装いを変えたブラックフェイスのT193や、小滝橋の古参などファン向けの配車も見られた。
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ライバル交通機関としてジェイアールバス関東の東京駅~東京ビッグサイト~東京港フェリーターミナルも引き続き臨時を出していたが、本務の高速バスも混雑していたためか、以前よりも臨時の頻度は少めだった。
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なお、交通局の出展も前回に続き西アトリウムで見られた。記事はこちら(作成中)。
期間中の配車は以下の通り。(FC)…フルカラーLED
12月30日 | 12月31日 | |
1 | A-G837 | A-G837 |
2 | J-G788 | J-E527 |
3 | B-A010(FC) | B-A587(FC) |
4 | E-R568 | E-S655 |
5 | T-H837 | T-F570(FC) |
6 | P-G799 | P-G804 |
7 | N-T193 | N-T193 |
8 | B-A587(FC) | B-T192(FC) |
9 | F-H950 | F-H950 |
10 | H-D346(FC) | H-D346(FC) |
11 | K-H011 | K-H011 |
12 | A-G833 | T-C220 |
13 | J-B764 | J-G787 |
14 | J-H993 | J-E523 |
これ以外でも、14~17時台のビッグサイト発は[都05-2](東京駅南口)を中心に、[東16](東京駅)・[門19](門前仲町)もわずかに臨時が出たほか、会場外を走る[急行05](錦糸町駅~日本科学未来館)は8~10時台のビッグ方面、13~16時台の錦糸町駅方面は時間2本程度増発された。