夢の下町
平成20年4月から運行した「東京→夢の下町」専用車。既存の日野のHRレインボーを改造し、首都大学東京の福田教授が産学連携で手掛けたオリジナルデザインである。メタリックながらどことなくレトロ感を感じさせる銀色の車体に、交通局のイメージカラーとも言える緑帯を引いたデザインは街中でも注目度抜群と言える。東京特殊車体にて車体改造を行ったもので、円形の窓がアクセントとなっている。
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運転訓練車
運転訓練車となったM代(平成16年度)車のいすゞエルガ。元々は巣鴨営業所の一般車だったが、平成20年に運用離脱し、白地に緑帯の専用塗装で平成21年より訓練車として再登場した。都営バスでは初の研修専用車である。側面の局番は「研修所-M182」となっているが、実質的には深川が本拠地。週単位で各車庫を巡回し、乗務員の運転技術の向上等の目的で各所を走り回っている。
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しおかぜ塗装
江東区コミュニティバス「しおかぜ」用に1台導入した都営バス初のリエッセ。日本画のような海をイメージしたデザインになっている。残念ながら平成28年秋からは一般車(V297)がラッピングされて代走中。
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めぐりん塗装
平成13年に台東区コミュニティバス「めぐりん」用に導入された。赤・緑が特徴的なレトロ調の塗装をほどこした7m車を導入し、ミニバス以来の小型路線車となった。平成16年にめぐりん第2ルート開通と同時に日立自動車交通の運行になったため、これら3輛は事業者を跨って移籍した。
(塩)
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二階建てバス
昭和56年4月から台東区からの要請に基づき上野広小路~浅草雷門で運行を開始した。ネオプランと仕様を協議して制作され、車体色はロンドンの二階建てバスを思わせる赤一色となった。平成元年開通の江戸川区の二階建てバス(小岩駅~葛西臨海公園駅)も同様の色となっている。
平成4年に更新した車(Y代)のみ、当時の台東区長の要望で青一色になった。平成13年までに全て廃止され、姿を消した。
(塩)
銀ブラバス
平成4年から東京駅八重洲口~銀座地区で運行を開始したバスで、中央区がデザイン・購入したものを東京都交通局が運行する形をとった。日野のセンターアンダーフロアエンジンのシャーシに東京特殊車体のボディで、高級感を感じさせる車体デザインとなっている。平成12年に廃止された。
(河)