令和4(2022)年8月13~14日に、東京ビッグサイトで日本最大の同人誌即売会となるコミックマーケットが開催された。前回よりは総入場者数が上がった(5.5万→8.5万人/日)ものの、新型コロナウィルスで事前入場抽選制は継続された。
臨時バスとして毎度同じく[国展08](東京駅八重洲口~東京ビッグサイト)が運転されたものの、深川の応援で運転される[国展09](門前仲町~東京ビッグサイト)は設定されなかった。
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[国展08]は東京駅八重洲口は6:30~16:00発、東京ビッグサイトは10:00~17:15発の運転となり、終日運転は1~12号車で前回より1台増、午後から応援は有明の13~15号車の3台で、合計15台になった。
参加営業所は前回より散らばり、有明が2+応援3台、品川が2台のほかは各直営営業所に散らばり、23区内で運行のなかった直営は早稲田・江東・江戸川のみだった。
1日目は台風接近の中、いつもの広い臨時乗り場は使われず、[都05-2]のりばの脇を臨時停留所として雨風をしのげるようにしていた。
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東京駅八重洲口発…6:30~12:00まで10分間隔、以降16:00まで15分間隔(このため午後の一部は東京駅→ビッグサイトを回送)
ビッグサイト発…10:00~11:05まで11分間隔、以降13:05まで10分間隔、13:14以降16:58まで8分間隔、17:06・17:15発で終了
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配車は前回よりもバラエティが豊かになった。特筆すべきは、巣鴨からスカニア・フルフラットバス(D905)が国展臨時輸送に初登場したことと、2日目には南千住の貸切登録で表になかなか出てこなかったH011が路線運用では初となったことだろう。D905は1日目にはアクシデントにより後半が車交されたが、2日間とも出動となった。これ以外でも、品川のハイブリッド車や北のS代UDなど、ファン向けの配車が見られた。
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ライバル交通機関としてジェイアールバス関東の東京駅~東京ビッグサイト~東京港フェリーターミナルも引き続き臨時を出しており、ICで350円という運賃ながら観光バスタイプ、WiFi、座れることをアピールしていた。
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なお、交通局の出展も2年半ぶりに再開された。記事はこちら。
期間中の配車は以下の通り。(FC)…フルカラーLED
8月13日 | 8月14日 | |
1 | A-C200 | A-T235 |
2 | A-G834 | A-B709 |
3 | E-G781 | E-H871 |
4 | J-A650 | J-E524(FC) |
5 | F-F681(FC) | F-F681(FC) |
6 | J-A582 | J-T197 |
7 | B-C211 | B-V328(FC) |
8 | P-D905(FC)→P-G805 | P-D905(FC) |
9 | B-B791 | B-C211 |
10 | N-S658 | N-G763 |
11 | H-G811 | H-G811 |
12 | K-Z534 | K-H011 |
13 | J-W413 | J-D336(FC) |
14 | J-D355(FC) | J-G787 |
15 | J-T199 | J-E522(FC) |
これ以外でも、[都05-2](東京駅南口)や[門19](門前仲町)を中心に臨時が出たほか、会場外を走る[急行05](錦糸町駅~日本科学未来館)は手厚く増発された。
▲初運行となったスカニアP-D905。出入口でこすらないためか車高をあげっぱなしで運転(P)
▲N-S658(はとむぎ)
▲K-H011初登場。路線時は白マグネットの(南千住)を貼って運行(はとむぎ)
▲初日は屋根下の乗り場に変更
▲2日目の乗り場 小滝からは新車のH871が(使途)
▲初日、[国展08]終了後に深川が運行した救済臨 S-X278
▲休憩中のビッグサイト内操車所
▲品川から久々のハイブリッド A-T235
▲佃大橋 J-E522(ダルツムリ)