都営バス資料館

コミックマーケット105の臨時バス

令和6(2024)年12月29, 30日に、東京ビッグサイトで日本最大の同人誌即売会となるコミックマーケット104が開催された。チケット・リストバンド制ながら可能な限り収容する方針とし、前回より増の2日間で約30万人の来客数となった。臨時バスは前回の夏コミからリニューアルされ、[国展10](東京駅南口~東京ビッグサイト)が運転された。深川の応援で運転される[国展09](門前仲町~東京ビッグサイト)は引き続き設定がなかった。
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経路・停車停留所については夏コミと変更ないため、前回の記事も参照されたい。
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ダイヤ構成も前回と全く同じで、全20台となった。ただし運行営業所には多少の変化があり、前回参加があった江戸川営業所は配車がなく、代わりに渋谷・南千住営業所の担当数が多くなった。江東・深川は相変わらず担当なし。
また、午後はかなりの混雑が見られたこともあり、早番で終わる入庫便を車庫に返さずビッグサイトに戻して臨時便の増発運転が見られた。
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発車時刻表は以下の通り。

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ライバル交通機関としては東京BRTが力を入れており、1・2日目とも午後に直通特急として国際展示場→新橋の直行便を運転するなどたが、乗客が集中して夕方前後はかなりの待ち時間になっていた模様。
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なお、交通局の出展は前回に引き続き西の企業スペース4Fとなった。出展記事はこちら。

期間中の配車は以下の通り。(FC)…フルカラーLED
配車傾向としては、江戸川・青梅を除いて100周年記念ラッピングが揃ったほか、品川からは川崎市バスのファンアートラッピングバスが登場。巣鴨からはAIカメラの乗降客調査バスが指定配車となっていた。また、2日目は練馬から最古参の日産ディーゼル・S680が登場。乗務員のアナウンスで今回のコミックマーケットが最後であることが発表された。

  12月29日 12月30日
1 P-H894 P-G804
2 A-F635 A-F635
3 B-H863 B-H863
4 J-H992 J-H992
5 N-H895 N-E419(FC)
6 K-K265 K-K265
7 J-H993 J-H992
8 B-F550(FC) B-F550(FC)
9 A-K216 A-K210
10 E-G781(FC) E-G781(FC)
11 T-E520(FC) T-E520(FC)
12 K-H011 K-H011
13 F-F582(FC) F-S680
14 J-H994 J-H994
15 K-K266 K-K266
16 B-K219 B-K219
17 P-Z514 P-V347
18 N-F614(FC) N-E424(FC)
19 H-H959 H-H959
20 J-H993 J-H993

これ以外の臨時運転としては、
[都05-2](東京駅南口~東京ビックサイト)……東京駅発は12/29はほぼなし、12/30は昼を中心に増発。
ビッグサイト発は15~17時台を中心に集中的に増発された。
[東16](東京駅八重洲口~東京ビックサイト)は夏にあった八重洲口に間違って来た客向けの朝増発はなし。
ビッグサイト発は29日はほぼなし、30日は14~16時台に4回増発。
[門19](門前仲町~東京ビッグサイト)は門前仲町発は29・30日の朝1回(751頃)と控え目で、ビッグサイト発は29日は17時台1回、30日はなし。
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会場外を走る[急行05](錦糸町駅~日本科学未来館)は、亀戸駅通り始発の続行便が8:00~12:30頃まで約30分おきに通常便と続行運転になる形で運転された。
錦糸町方面はビックサイト駅発12~16時半に続行で9回程度ビッグサイト駅始発が中心に設定された。
[急行06](森下駅~日本科学未来館)は臨時の設定はなかった模様。

東京駅に到着するB-H863(とこむぎ)
夕方の東京ビッグサイト乗り場(とこむぎ)
E-G781 100周年記念ラッピング(とこむぎ)
30日のF-S680夕方便 ビッグサイト発(ゆる)
P-H894 東京駅(ゆる)
E-G781 佃大橋(緑星)
N-E419 佃大橋(緑星)
深川車庫で食入(緑星)
珍しく国展運用に入ったP-Z
J-H992
増発も多数行われた東京BRT(とこむぎ)
国際展示場駅ロータリーに設けられた東京BRTの事前改札(とこむぎ)
都営バスの"非公式"総合ファンサイト。

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 業務の大きな迷惑になりますので、お止め下さい。
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