都営バス資料館

Z代(S47)-日産ディーゼル

総括 いすゞ 日野 三菱 UD Z代データ

4R105/4R105改

全車一般車で、標準床車(4R105)が34輌江東に、また低床車(4R105改)が志村に8輌、練馬に1輌、江東に51輌導入された。ボディは全て富士重工である。
 4R105は日デ車最期の三方シート車である。富士重工製の特徴のある前方傾斜マスク、前扉三角窓を持つ最期の車となった。ホイールベース・車体長が他の一般車よりも長く、都電代替で大量の乗客が見込まれる理由もあって江東に集中配置された。
 4R105改は日デ車初の低床車であり、前向きシート車である。特徴としては、富士重工製の車体が3E(13型)車体にモデルチェンジした。3Eは昭和47年よりワンマンバス用の前面スタイルを持つ車として新たに追加されたボディで、方向幕周りの処理が今までと大きく異なり、ワンマン機器の装備や広幅ドアという新世代の装備にも対応した。ヘッドライトとフォグランプが一体化したデザインになり、ヘッドライトが前よりも引っ込んだようなデザインになったのも特徴的であった。4R105改という型式自体も昭和47年に新登場したもので、ワンマンカーと広幅ドアに本格対応してホイールベースを4,680mmに変更したモデルである。都営では大量に導入されたものの、2サイクルのUD4エンジンが昭和48年で生産中止になったこともあって型式変更が行われたため、長い歴史の中で見れば少数派であった。

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