3月5日、自動車工場にてG-H120の行き先表示がLED改造された姿で現れた。
大塚のH代は一定数が方向幕のまま在籍していて現在の都営バスの中では貴重な存在となっていたが、巣鴨への統合を控えて新たに方向幕を製作するのかが注目されていた。既に昨年度の改編でも方向幕は全般的に新規に作られていなかったことから、今年度も作る可能性は低かったが、巣鴨移管後も方向幕がそのまま使える学バスや[上60]ということもないのだろう。残るH代も3月中に順次改造を受け、1日1台のペースで進み、3月23日にG-H151の出場をもって全ての改造が完了した。なお、巣鴨に残るH133, 134は改造を受けず方向幕のままとなっている。
H代のLED改造は昨年の杉並支所のHR全車に続いて1年ぶりの改造となったが、昨年実施車の中には数か月で除籍された車もいるため、長期間の延命対象になったとは言えない。ヘッドマークの取り外し等、ここに来て急速に大塚閉鎖の準備が進んだと言える。
(現状の車両状況は「車輛データ」参照。)
3月10日より出場したG-H120がさっそく営業運転を開始した。LEDは輝度や緑色の光方の具合から、昨年の杉並改造以来出回っている新機種ではなく、除籍車の品を流用した模様(調査中)。さらに入れ替わりに別のH代が自動車工場に入場しており、今後ハイペースでLED改造が進むことが予想される。
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