2DG-LV290N2 [ノン]
▲H-D345, C-D333[Yoshitaka]
▲[Yoshitaka]
平成30(2018)年11月から平成31(2019)年2月にかけて66輛が入籍した。車種は前年度のC代と同じく新型エルガの2DG-LV290N2となっている。11月に小滝橋にD代の一般路線車が納車されたのを皮切りに、2月までに全車が登場した。
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型式は前年と同じ2DG-LV290N2で車内に大きな変化はないが、大きな違いは外観だろう。B代と同じくフロントガラス真下が黒帯になったほか、フロントバンパー・パネルの境目や中扉上部も黒くなり引き締まった感じになっている。行先表示器は全車フルカラーLEDとなり、初登場となった車庫も多い。また、前面・側面の局番表記がかつて使われていた伝統的な書体に戻っている。局番はD300~となったが、今までとは異なり、納車順に局番が振られている。フルフラットバスの導入が未定だったため、車庫ごとの枠が決めきれない事情があったのだろう。年明けのD335からは車庫ごとに枠が割り振られるようになったが、同じ車庫内で中途半端に飛ぶ例が目立つ。
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中身はC代とほとんど変わりない。吊り革が多少変更されたほか、運転席脇の始発ボタンやお知らせ安全くん(車外注意喚起)のボタン位置を押し間違えないよう配置を変更したほか、左折警報音がライト点灯時でも音量が小さくならないようになった程度である。
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前年度に引き続きナンバープレートは図柄入りのオリパラナンバーで、局番と同じ数字の希望ナンバーとしているが、燃料電池・フルフラットバスも含めた一部車は、夏季オリンピックの開催年の(戦争等で未開催となる年を除く)1896~2020を割り当てている。
▲車内・運転席回りのスイッチ配置
2KG-LR290J3 [中型・ノン]
10月に江東区コミュニティバス「しおかぜ」用の新車が深川営業所に納車され、D代車の中では一番乗りで11月より運行を開始した。都営では初となる新型いすゞエルガミオとなり、平成31年現在は都営バスでは唯一の9mクラス中型車となっている。
局番はD513となり、江東区の観光キャラクター「コトミちゃん」のごろ合わせとなった。車体にもコトミちゃんが各面にあしらわれたデザインで、江東区所有ということもあってか、前面ステッカーや車内モケットにはみんくるの姿は見られず、都営バスでは前面ステッカーが初のベビーカーマークとなった。
▲車内