2PG-LV290N3 [ノン]
▲Z-E445(一次車)
▲W-E409(一次・青梅仕様)
▲T-E519(二次車)
▲E535 [えこすか]
▲F-E512(二次車)
路線車は一次車と二次車に分かれ、令和元(2019)年9月初頭に江戸川に登場したのを皮切りに、翌年2月まで順次各地に導入された。メーカーは6年連続でいすゞ製となり、型式は2PG-LV290N3で、ドライバー異常時対応システム(EDSS)に対応したマイナーチェンジモデルとなった。車台番号上は市販車のトップナンバーとなっている。非常停止ボタンは運転席真後ろに付けられており、デジタルサイネージがそれと干渉するためかE代の新車には取り付けられていない。なお、練馬・青梅では初のフルカラーLED車となったほか、小滝橋の2台のみ増車で、それ以外は各地に残るL代(平成15年度)車と置き換えとなった。
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中乗り仕様の青梅も12台含まれており、11月から順次登場している。従来はサボで表示していた「後のり」はステッカーで車体に貼り付けとなったほか、これまでと同じく着線定員重視で中扉以降は2人掛けとなっている。
二次車は3月にまとめて登場した。一次車と同じくいすゞの型式2PG-LV290N3で、EDSSの非常ボタンを備える。一次車からの変更点としては、乗務員の要望に応えて運転席上のエアコン吹き出し口が最初からつけられているほか、前扉のインターロックが追加され、扉を開けての走行ができなくなっている。
▲屋根上にはイチョウマークと局番が
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特徴は局番の並びである。一次車は営業所・支所単位でE370～508号車が割り当てられ、二次車と思しき部分は番号が飛んでいたが、実際の二次車は納入順にE509～541となり、飛んだ部分は欠番となった。
二次車はもともと二次車の枠として2台ずつだったはずの江東・練馬・北・ともに3台ずつ登場しており、ダイヤ改正の所要増分に使われている。何かしらの予定変更があったのは確実だろう。また、新設の有明営業所にもさっそく営業所開設前に先行して登場し、続々と勢力を増やしている。
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昨年度のD代車とは外観の違いが少なく、屋根上にTマーク（イチョウのマーク）と局番が大きくプリントされたほか、背面の乗降中表示の薄型化、リアのナンバープレート台座変更、テールライト・ブレーキランプのLED化といった辺りで、外観の変更点はリアが中心となっている。行先表示器はD代車と同じくフルカラーLEDとなっており、中扉も含めて窓部がブラックアウトされた塗り分けも同じだ。
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車内は手すりに一部橙色が増えたほか、運転席周囲にEDSS作動のボタン（乗務員用・乗客用）が取り付けられている。EDSS作動時はホーンが鳴りっぱなしとなるためか、ホーン音がやや重厚感のある電車のような音に変更された。
なお、E代二次車の入札については、同時にF代車(130台)もあわせた形になっており、両方とも同じいすゞ車となる。当初予定されていた2020大会の臨時輸送に間に合わせるべく、7月までに納車完了となる予定となっていた。
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新型コロナウィルスの影響により大会は1年延期された。4月上旬からかなりの勢いでF代の新車が到着しているが、一般路線車については大半が有明営業所に留置されたままとなっている。大会延期に合わせての計画変更が気になるところだ
▲車内のEDSSボタンなど
2TG-RU1ASDJ改 [貸切]
令和元年11月後半にリフトつき観光車が南千住・渋谷に計3台納車された。いすゞガーラのMT・リフト付き仕様となる。局番は既存車の続きで南千住がE007(足立201こ7)、渋谷がE008(品川200か8)、E009(品川230い9)となり、登録番号は路線車と同じく局番の数字だ。前回は南千住配置が隅田川の青色と桜、渋谷配置が神宮の緑とイチョウをモチーフにした2種類のデザインだったが、今回はいずれも後者の緑色デザインになったほか、側面のロゴが「TOEIBUS」に改められた。
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車椅子用のリフトは前扉直後に設けられ、車椅子用の扉を開けてリフトを引き出し、地面から車両の床面までリフトが移動する。作動時は後ろの乗降中表示灯に車椅子マークがつく。なお、表示灯は路線車のE代車と同じく薄型の新型が取り付けられている。トランクは貫通型2スパンの模様。
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車内は11列で、車いすが乗り降りするために前半の席がレールで前後に動かせるようになっている。そのため、車内の格席に付けられているUSB充電ポートは、これらの席のみ壁に充電口が2つ取り付けられている。
これに伴う除籍はなく、しばらくの間は全8台体制で増車となった。1月よりデビューし、ギフトショーの送迎バスで各車とも本格的に稼働が始まっている。
▲B-E009
▲K-E008
▲車内