都営バス資料館

L代(R6)-いすゞ

総括 三菱 トヨタ L代データ

令和6(2024)年度導入のL代は、入札の結果いすゞ自動車首都圏が4年ぶりに落札し、久々のいすゞ・エルガ (2RG-LV290N4)が登場した。前回のいすゞ車のF代はLV290N2シリーズなので、その間にマイナーチェンジが2回行われたことになる。大きな外観の違いはなく、行先表示は白色LEDとなり、昨年度に続きフルカラー復活は見送られた。
目立つ違いは運転席ダッシュボード右側に取り付けられたカメラセンサーだろう。これはドライバステータスモニタ(DSM)で、カメラで乗務員の視線や姿勢をチェックしており、居眠り・脇見運転を検知して座席が振動し警告するほか、姿勢が崩れたと判定されればEDSS(ドライバー異常時対応システム)が作動し、時間内に乗務員が操作しなければ非常ブレーキとなる。DSM自体は運転席脇のスイッチでON/OFF可能。
また、運転席回りで目立つのは後退時の専用モニターの増設である。従来は音声合成の液晶画面に必要に応じてリアカメラの映像を映すスタイルだったが、何らかの基準の変更があったためか、常時専用に映せるモニターが用意された。これに伴い、スターフ(運行表)は計器盤右側に別途置き場の枠が用意された。運転席のモケットは通気性に優れた従来のメッシュ生地がメーカー生産終了につき、乗客用と同じ記事になっている。
.
車内レイアウトは前年度のK代に準じており、タイヤハウスの座席はなくなり、ノンステップエリアにフリースペースを設けている。また、最後部の座席が真ん中に仕切りが入り4席になった。これで4席が減った分、中扉以降の1人掛けがほぼ全て2人掛けに変更されて帳尻を合わせており、座席数自体は変わらないが、ラッシュ型の座席配置ではなくなり、車内流動が悪くなるため混雑対応は気になるところだ。
そのほか、車内中扉付近の天井部に次停留所等の案内装置がついているのはK代と同様である。

V-L361(緑星)
L-L345(緑星)
運転席
最後部の4人掛けになった座席
フリースペースが設けられている
スターフの置台を跳ね上げたところ。スイッチ配置も以前までと異なっている
音声合成モニターの脇にバックカメラ用モニタが新たに設置
都営バスの"非公式"総合ファンサイト。

※趣味的な事柄に関する現場(営業所等)への問い合わせは
 業務の大きな迷惑になりますので、お止め下さい。
Return Top