都営バス資料館

C代(H8)-三菱

総括 いすゞ 日野 三菱 UD C代データ

KC-MP747K [ノン・IS]

 ノンステップバス(KC-MP747K)が新宿に1輌導入された。ニューエアロスターシリーズの1バリエーションとして登場し、初代は京急・岐阜バスにかつて登場したもの以来、2代目となるノンステップバスでもある。三菱のノンステップバスは、日産ディーゼルとは異なり前中扉間ノンステップバスで登場した。室内は中扉以降を階段状に処理しているが、ノンステップ化により今まで前方にあった機器類を階段部に配置し、冷房機に関してはコンデンサーやエバポレーターなども合わせて屋根上に搭載している。
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▲C-C200 [塩] 2c_m_c200a_hok
▲C-C200 [北]

KC-MP717KVF改 [都・らく・ニー・IS]

 らくらくステップは都市新バス仕様車(KC-MP717K)が渋谷に7輌、リフト付き(KC-MP717K)が同じく渋谷に2輛導入された。三菱大型車はフルモデルチェンジを行い、ニューエアロスターとなった。側面窓は標準で逆T字窓となっている。標準仕様と異なり、後面のテールライトランプの大型化が図られている。都市新バス仕様車は今までとは異なり1人がけの座席が多く、中扉ステップ部分に車椅子用スロープの収納部準備工事が施されている。リフト付きは車椅子収納の都合上、ワンステップ部分はタイヤハウス上を除きロングシートである。
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▲B-C173 [] 2c_m_c174_10
▲B-C174 [] 2c_m_c176_10
▲B-C176 [] 2c_m_c179_hok
▲B-C179 [北]

KC-MP717KVF改 [らくリフト・ニー・IS]

一般車の導入はない。渋谷にらくらくステップリフト車(KC-MP717K)が2輌導入された。らくらくステップリフト車は、座席が一般車と同じだが、ワンステップエリアはタイヤハウス上をのぞきすべてロングシートである。これらの車輌はニーリング機能を備えているが、諸般の事情でほとんど使われていない。
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▲B-C163 [] img
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▲K-C163[] 2c_m_c164_10
▲B-C164 [] 2c_m_c164_hok
▲B-C164 [北]

KC-MP737K改 [MBECSⅢ]

 蓄圧式低公害車MBECSⅢ(KC-MP737K改)が早稲田に3輌導入された。MBECSⅡからIIIへと仕様変更が行われ、油圧ポンプ・モーターの容量増大や各部改良によりさらなる低燃費を実現し、室内静粛性の向上やメンテナンスを容易にした。また、床面の低いワンステップ車への搭載を可能とするため、部品の構造も見直しされているが、都営に導入されたのはツーステップ車だった。低床化を推し進めていた都営バスとしては珍しいことかもしれない。
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▲T-C222[] 2c_m_c222_hok
▲T-C222 [] img
▲T-C224[]

KC-MK219JUF改 [中型・らく・IS]

 中型車(KC-MJ219JUF)が千住に7輌導入された。B代と同一車種だが、中型車初のらくらくステップを採用し床面高が従来より下がった。中扉は引き戸から4枚折戸へ変更され、窓サッシは黒色から銀色のアルミ地になっている。
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▲H-C858[] 2c_m_c858_hok
▲H-C858 [北] img
▲H-C863[]

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