都営バス資料館

C代(H8)-日産ディーゼル

総括 いすゞ 日野 三菱 UD C代データ

UA460KAM [ノン・AT]

 初のノンステップバス(UA460KAM)が新宿に1輌導入された。ノンステップエリアを有効に生み出すためにエンジンを縦置きにしているのが特徴である。ZF製のトルコンAT「ZF-ECOMAT」を装備し、補助ブレーキとして排気ブレーキとリターダーを搭載する。屋根上のクーラーはCNG等と同じく、電装品と一体になったユニットを搭載する。
 車体側面窓が小さく見えるのが特徴的だが、車体強度の関係上、一般車サイズの窓を採用せざるを得なかったためである。中扉のスロープ板は手動引き出しとなっている。中ドアより後部は通路がスロープ状になり、座席に座る部分は段差が付いてステップを一段上がるような感じになる。
 座席は各人の席が独立したハイバックのバケットシートを採用し、都市新バス仕様よりも豪華な座席となっている。後部座席ではタイヤハウス上に座席を設置し、最後部座席とボックス席にした。また中扉の反対側に折りたたみ式座席を2席設置し、椅子を畳むことで車いす乗車スペースに当てている。
 各所でのノンステップバスの走行試験とトルコンATの感覚を慣らすために、登場後に都区内の各営業所に貸し出され、各地の路線を走ったのも特徴と言える。

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▲C-C201 [塩] 2c_u_c201_14
▲C-C201 [塩] 練馬貸し出し
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▲N-C201[]

KC-UA460HSN [IS]

 一般車(KC-UA460HSN)が北・江東に計11輌導入された。B代と比べて大きな変更はない。ちなみに、日産ディーゼル車共通の仕様変更点として、局番板が白地から濃緑色地・白文字へ変更となっている。
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▲L-C782 [北] img
▲L-C784[] img
▲R-C784[] img
▲N-C786[] img
▲L-C788[] 2c_u_c790_10
▲L-C790 [塩] img
▲L-C790[] 2c_u_c791_10
▲L-C791 [塩] 2c_u_c793_10
▲L-C793 [塩]

KC-UA460HAN改 [らくリフト・ニー・IS]

 らくらくステップリフト車(KC-UA460HAN改)が練馬・北・江東に計5輌導入された。超低床車のコストダウンを目指して導入された。B代のらくらくステップ車をベースに、中扉をグライドスライドドアとリフトを取り付け、座席配置を車いすに対応した。なお、リフト無しのらくらくステップ車の導入はない。なお、営業所によって横向き座席の有無が異なるという特徴がある。
 C163は平成12年よりみんくるラッピングを纏っていた。
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▲F-C165 [] 2c_u_c165_hok
▲F-C165 [北] 2c_u_c166_10
▲F-C166 [] img
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▲N-C167[] 2c_u_c168_10
▲L-C168 [塩] img
▲L-C168[] 2c_u_c169_10
▲L-C169 [塩]

KC-UA460HAN改 [ERIP・IS]

 蓄圧式低公害車ERIP(KC-UA460HAN改)が練馬・江東に7輌導入された。C代ではアイドリングストップ装置を搭載して登場し、運転席の蓄圧回生レベルメーターの表示がB代と異なっている。翌年度からCNGに集約されたため、ERIPの投入はこの年度が最後となった。

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▲F-C202 [塩] 2c_u_c204_10
▲F-C204 [] 2c_u_c208_hok
▲L-C208 [北]

NE-UA4E0HAN [CNG]

 CNG車(NE-UA4E0HAN)が北に9輌登場した。北営業所にCNG充填設備が完成したため集中投入となった。いすゞ車も含め、ガスの充填口が1箇所だったのが左右2箇所になったのが特徴である。
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▲N-C235[] 2c_u_c235_hok
▲N-C235 [北] img
▲N-C236[]

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