都営バス資料館

C代(S50)-総括

総括 いすゞ 日野 三菱 UD C代データ

総括

 3回に分けて導入された。1回目はC401~520(除C440・441)で昭和50年6月に一ヶ月かけて、また2回目はC551~573で9月中旬に導入された。3回目はわずか2輌の日産ディーゼル車であるC440・441で、10月末に導入された。
 一般車はB代に引き続き123輌というまとまった台数の導入となった。昭和38年12月にワンマン仕様(ツーマン兼用車)の試験車輌を杉並に14輌導入して以来、ワンマン化を図るべくワンマン仕様車の導入を積極的に続けてきて、この代の導入によりついにツーマン専用車は全廃となった。前期導入は目黒・渋谷・新宿・杉並・小滝橋・大塚・滝野川・千住・南千住・江東・江戸川・深川の各車庫に98輌が、中後期導入が品川・目黒・渋谷・新宿・杉並・小滝橋・千住・南千住・江東・深川に計25輌が導入された。前回導入のB代後期との共通の変更点は車内支柱に保護クッションの取り付けが行われたことである。メーカー別に見ると、型式が変更されたものや車体のマイナーチェンジが行なわれたものなどメーカー毎に進化した点が見られる。
 特定車は前年までの大量導入で一段落ついたということか、この年度の導入はない。また、貸切車は三菱車が1輌のみ導入された。

初期配置

メーカー 車体 型式 備考 A
品川
M
目黒
B
渋谷
C
新宿
X
八王
D
杉並
W
青梅
E
小滝
T
早稲
F
練馬
G
大塚
P
巣鴨
Y
志村
N
滝野
H
千住
K
新谷
Z
青戸
L
江東
R
江戸川
U
今井
V
江戸
S
深川
総計
いすゞ 川重 BU04V 7 6 11 18 3 5 50
富士 BU04V 3 20 23
いすゞ 集計 7 9 11 18 3 25 73
日野 日野 RE100SR 1 15 5 21
三菱 三菱 MR410-2UA 2 11 14 27
富士 B905N 貸切 1 1
三菱 集計 3 11 14 28
日デ 富士 U35H-AR 2 2
日デ 集計 2 2
総計 1 15 3 7 5 9 11 18 11 14 2 3 25 124

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