U35H-AR
他の新車とやや時期のずれた3回目導入の2輌のみで、江東に導入された。2輌と数は少ないが、型式が変更されてU35HARになった。U35はこの年度よりU20・U30に次いで都市用に新設された型式であり、エンジンは予燃焼室式のPP6Hになり、出力もU20HARに比べてアップした。外観はB代とは変わらないが、エンジン音がA・B代のU20HARのPD6Hとは全く異なっているため区別がつく。ただし、外観はB代車となんら変更点はない。
また、このU35系は都営ではしばらく導入が続くものの、日デ車を導入している事業者の多くはU20系を引き続き導入していたため、全国的には数少ない車と言える。数少ない車といえば、2サイクルを敬遠する事業者向けに開発された、U系の前身である4サイクルエンジンを搭載したPR系があるが、こちらは都営では導入はされることなく4R系を導入し続けた。
▲L-C441 []
▲L-C441[oka]