都営バス資料館

W代(H2)-いすゞ

総括 いすゞ 日野 三菱 UD W代データ

U-LV324K

一般車(U-LV324K)はIKボディ184が新宿・小滝橋・大塚・臨海に82輌、富士重ボディ185が巣鴨・深川に55輌の計137輌導入された。W代で導入されたU-LV324/224シリーズは、平成元年に排ガス規制が行われたのにあわせてモデルチェンジされた型式で、エンジンが規制適合するものに変更された。
 新しく採用された6QB2型エンジンは、規制をクリアするとともに230psへと若干だがパワーアップされ、それまでの6QA2型エンジンとは音が変わっている。IKボディでは車体の製造法もマイナーチェンジがなされ、大型プレスパネルを多用したリベットレスの平面的な車体になった。同時に側窓のピラーも工法が変わり、ピラーに合成樹脂製のものを採用して黒色で太いものとなった。車内外から見ても、ピラー部分が黒色であるのが当時としては目新しかった。
 また車体強度を強固にしたためか、いすゞキュービックバスの特徴でもあった大きい窓が若干小さくなり、見た目の印象が違って見える。
 ほかにも、ゼクセル製ビルトインクーラー採用によりエバポレーターが屋根上から消えてM~S代と同じビルトインタイプの物に戻った。そのため屋根上にはラインクロスファンのベンチレーターしかないのが特徴である。
富士重ボディは7Eボディを採用し、屋根上のクーラーがIKボディ車と同じくビルトインクーラー採用になった。
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▲P-W669 [饂飩] 1w_i_w671_10
▲P-W671 [饂飩] 1w_i_w673_10
▲P-W673 [饂飩] 1w_i_w680_10
▲P-W680 [饂飩] 1w_i_w686_11
▲S-W686 [饂飩] 1w_i_w692_10
▲L-W692など [塩] 1w_i_w698_10
▲S-W698 [饂飩] 1w_i_w701_20
▲C-W701 [塩] 1w_i_w706_20
▲C-W706 [塩] 1w_i_w708_11
▲C-W708 [塩] 1w_i_w708_20
▲C-W708 [き] 1w_i_w709_10
▲C-W709 [き] 1w_i_w711_10
▲E-W711 [饂飩] 1w_i_w712_10
▲E-W712 [饂飩] 1w_i_w714_10
▲E-W714 [饂飩] 1w_i_w715_10
▲E-W715 [饂飩] 1w_i_w716_10
▲E-W716 [饂飩] 1w_i_w718_10
▲E-W718 [] 1w_i_w722_10
▲E-W722 [饂飩]

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▲C-W124 [塩] 1w_i_w126_20
▲C-W126 [塩] 1w_i_w128_10
▲E-W128 [饂飩] 1w_i_w129_10
▲E-W129 [饂飩] 1w_i_w130_10
▲E-W130 [饂飩] 1w_i_w136_10
▲E-W136 [饂飩] img
▲P-W203[]

LV870L [超低床]

都市型超低床車(LV870L)が新宿・臨海に2輌導入された。超低床を実現するために、シャーシをすべて新設計のものを開発した。エンジンには後部降車口部分の床面積を広く確保するために、路線バス用としては新規のB8エンジン8PD1-Nを開発し、中心から450mm右側にオフセットして設置した。
 サスペンションはワイドエアサスを採用することで超低床を実現。車内は座席を1段かさ上げして、前中扉間を運転席側が2人掛け、助手席側は1人掛け、中扉~後扉は逆の配置に、そしてエンジンルームと降車口の関係で最後部は運転席側に2人掛け席が2列並ぶ。またタイヤハウス上の座席はクロスシートになっている。
 クーラーはW代一般車と同じくビルトインのものを採用。すっきりとした屋根上が特徴である。
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▲C-W291 [塩] 1w_i_w291_11
▲C-W291 [] 1w_i_w292_20
▲-W292 [塩]

U-LR332J [特定中型]

特定車が臨海に1輌導入された。

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