U-HT2MLAA
一般車 (U-HT2MLAA)が品川・目黒・杉並・葛西に39輌導入された。排ガス規制に伴って駆動系部分のモデルチェンジが行われ、あわせて運転席のインパネがバックライト式に変更され、夜間の計器類視認性が向上した。
車体部分に関してはフロントの形状が変更になり、丸みを帯びたデザインになった。また、2回目導入分より、リアに点検蓋が追加されている。
▲D-W762[饂飩]
▲D-W763[饂飩]
▲D-W765[饂飩]
▲D-W766[饂飩]
▲V-W769 [饂飩]
▲V-W771 [饂飩]
▲D-W178 [饂飩]
▲M-W183 [饂飩]
▲D-W185 [き]
▲M-W187 [饂飩]
▲D-W189[饂飩]
▲D-W191 [塩]
▲D-W191[饂飩]
▲D-W193 [塩]
▲V-W195 []
U-HU2MLAA [都]
都市新バス仕様車(U-HU2MLAA)が杉並に1輌導入された。
▲D-W768 [塩]
▲D-W768 [き]
HU2ML改 [超低床]
都市型超低床車(HU2ML改)が品川・新宿に2輌導入された。シャーシは一般車であるU-HU2シリーズをベースに、超低床を実現するために床下レイアウトを全面的に見直すことで実現した。一般車をベースにしているため、エンジンも水平型6気筒のM10Uシリーズを300mm右側にオフセットして設置した。
フロントリアアクスルは京急ワンステップ車で使用したものを採用し、サスペンションは新規開発品を採用することで床高さを前扉部で500mm、中扉部で570mm、後扉部で600mmを実現。座席は床面から1段かさ上げしたところに取り付けられており、配列は一般車に近い座席配列で、前中扉間が運転席直後の座席のみ2人がけの他は、1人がけ座席を配置。中扉以降は2人がけ座席を設置している。
特記すべき点は最後部座席で、他メーカー車はデットスペースのため座席設置数が少ないが、日野車は一般車と同じく5人がけの座席を設置している。
▲A-W293 []
▲C-W293 [き]
P-HT233BA改 [LPG]
LPG試験車(P-HT233BA改)が品川に1輌導入された。この代の特徴的な車輌で、平成2年9月に品川に試験導入された。エンジンの高負荷時に燃料に液化プロパンガスを添加することによりディーゼル車から排出される排気ガス中の黒煙を低減する目的で昭和63年度から5年間にわたり実験が行われたうちの一環で、登場時からLPG装置が取り付けされていた。塗装は一般車とは異なり白をベースに水色と草色のラインが下に入った特別仕様で、日野自動車との共同実験だったため前面のヘッドマークも都の局紋ではなく日野自動車のエンブレムがつけられるなど、ひときわ異彩を放っていた。車体仕様はV代に準じて製造されていた。W100は3年間ほど実用実験が行われたあと除籍された。
▲A-W100 [き]
▲A-W100 [neko]
U-RJ3HJAA [中型]
中型車(U-RJ3HJAA)が品川に7輌導入された。モデルチェンジの行われたレインボーシリーズで導入された。この車輌は駆動系の他、車体もモデルチェンジが行われた。側面窓の拡大にクーラー位置やライトやバンパーの変更など、近代的な車体デザインとなった。なお品川に導入された一部の車は[市01](新橋駅~築地中央市場)専属車で、シートがビニール張りの市場仕様となっている。
▲W-W871 [塩]
▲W-W872 [北]
U-RJ3HJAA/U-RJ3HGAA [特定中型]
特定車(U-RJ3HJAA・U-RJ3HGAA)が青梅・杉並に3輌導入された。車長が異なる2車種が導入された。中でもW936(U-RJ3HGAA)の全長は特に短く、8.4mである。基本的な仕様は観光車フェイスの逆T窓、リフト搭載の直結クーラー搭載の中型車である。
U-RU2FTAB [貸切]
貸切車(U-RU2FTAB)が杉並に1輌導入された。モデルチェンジが行われた日野セレガのハイデッカーを導入した。乗り心地などが改善されるセレクト式の可変ショックアブソーバやパワーアシストが採用されている。導入時はねずみ色の懐かしい旧塗装であったが、すぐに現行の新塗色に塗り替えられた。