U-MP218K
一般車(U-MP218K)は呉羽ボディが渋谷・早稲田に計29輌、三菱ボディが千住・南千住・青戸に60輌の計71輌導入された。三菱の場合、エンジンに関しては特に改良せずに規制クリアしたため、前の代のものを引き続き使っている。呉羽ボディの小ネタとしては、局番札の「W」と車号の文字の間にスペースがある。また三菱ボディで導入された車輌で、1回目導入分のW779~798のみ、右側面の冷房通風口が大型の物が採用されている。
▲K-W788[き]
▲T-W789[]
▲K-W793[き]
▲T-W119 [饂飩]
▲T-W121 [饂飩]
▲T-W250[]
▲K-W252[き]
▲K-W253[き]
▲B-W263 [塩]
▲T-W263[]
▲B-W271 []
▲T-W279[oka]
▲T-W285[]
U-MP618K [都]
都市新バス仕様車(U-MP618K)が渋谷に16輌導入された。[都01]『グリーンシャトル』用に導入された第1陣M代車の代替として導入された。車体自体は前年度に導入されたV代車と同じデザインだが、降車ボタンの汎用品採用や前扉がグライドスライドドアに変更されるなど、微妙な変化が見られる。
元々都市新バス用車両は一般車と差別化を図るため、引き違い窓や着色ガラス、エアサスペンションを採用し、前面のバンパーも銀色物を採用するなど高級感を前面に出した車両であったが、三菱車の場合座席だけは一般車座席と同じ部品を使ってバケットシート状にしたので、座り心地に関しては一般車と大差なく、三菱車でハイバックシートを採用するのはZ代まで待たなければならなかった。
またW代都市新バス仕様車のシルバーシートは更新時期による差あり、W101~W110の優先席は灰色なのに対して、W111~W116の優先席モケットはオレンジ系のモケットが採用されている。
W代で特徴すべき車両はW101で、平成11年に置き換えで一般仕様に格下げされたものの平成13年に都市新バス仕様車に復帰した経緯がある。またW108は局番板が前面用と後面用が入れ違って取り付けられていたが、廃車時までずっと入れ替わった状態だった。
▲B-W101 []
▲K-W102[]
▲B-W102[饂飩]
▲B-W103 [饂飩]
▲K-W103 []
▲B-W104 []
▲B-W106 []
▲B-W107 []
▲B-W107 [饂飩]
▲B-W109 []
▲B-W111[饂飩]
MP6X→U-MP618K改 [超低床]
超低床車(MP6X)が新宿・千住に計2輌導入された。エアロスターシリーズをベースにしており、エンジンを他メーカーがオフセットして設置している中、一般車仕様と同じ6D22型エンジンを横向きに設置して、中型車のエアロミディシリーズで使用されているTドライブ方式を採用することによって超低床を実現した。
ちなみに、エンジンは一般仕様車と同じ6D22を採用しているものの、走行音も同じ音かと思いきや、同じものを搭載しているとは思えないほど違う音に聞こえる。
またエンジン冷却系などの機械類を車体後部に集中して配置したため、車体後部はさながら機械室のようになった。そのため車体重量バランスのため冷房機を車体前部に設置し、床下にはスロープを収納しているためコンデンサーもあわせて屋根上に設置している。
また、前扉の通路幅確保のため運転席位置を若干ながら右方向へ移動した。
車体前面デザインも他メーカー車が既存車と同じパーツを使用したのに対して、三菱車はバンパー・ヘッドライトに専用デザインのものを採用している。
車内座席配置は一段かさ上げした助手席側前方を除き、タイヤハウス上と最後部右側に2人がけ席を、それ以外の座席は1人がけ座席を配置している。
▲C-W295 [塩]
▲C-W295 [き]
▲-W295 [塩]