K-CLM470V
《前期》一般大型車(K-CLM470V)は川重ボディが小滝橋・大塚にそれぞれ7輌ずつの計14輌、富士重ボディが巣鴨・深川にそれぞれ7輌ずつの計14輌が導入された。前回導入のL代後期車との変更点は基本的にないが、川重は中扉窓が大型化されイメージが変わった。また、大塚の全車はL代と同様[都02]「グリーンライナー」(大塚駅~錦糸町駅)運行開始にあたり都市新バス仕様に格上げ改造された。改造内容はL代車と同じである。
▲E-M111 []
▲C-M113[oka]
▲C-M113[饂飩]
▲C-M115[oka]
▲C-M117[oka]
▲G-M119[はた] 格上げ
▲G-M121 []
▲G-M122 [] 格上げ
▲G-M122[饂飩]
▲G-M124[はた]
▲G-M124[饂飩] 格上げ
▲S-M132 []
▲S-M134[oka]
▲S-M135[oka]
▲S-M136[oka]
▲S-M138[oka]
P-LV314K
《後期》一般大型車(P-LV314K)は川重ボディが新宿・江戸川にそれぞれ7輌ずつの計14輌、富士重ボディが巣鴨・深川にそれぞれ7輌ずつの計14輌が導入された。エンジンが6QA2に変更され、メータークラスターほかハンドルスポーク等も変更され運転操作環境も大きく向上した。車体も大きく変更され、川重ボディはヨーロピアンスタイルのキュービックボディへ変更になり、富士重ボディはは5E(正式名称15型E)がリベットレス化された新型スケルトン車体に変更となった。ライトがいすゞ標準仕様の角型ヘッドライト及び角型フォグランプに変更になり、きつめの顔になった感がある。また、エンジンルーバーが若干小さくなり、戸袋窓がRのない角型窓に変更されたのと同時に、車内外とも窓下部分の処理が変更された。
川重製のこの新型車体(正式名称キュービックLV)は、昭和58年秋の東京モーターショーで参考出品され、大きな注目を浴びた。それは、ワイパーの払拭面積の拡大と広い運転視界を追求した結果生まれたセンターピラーの無い大きなフロントガラスや前面両脇に三角窓を採用したことが挙げられる。
さらに、室内高をとった高い天井と大きな側面窓の採用も特徴だった。これにより、立席客の視界を広げ車内の採光にも優れ、車内居住性が大幅に向上した。この大胆な車体変更を敬遠する事業者もあり、これを機にいすゞ車の導入を川重以外の車体メーカーに発注し続ける事業者もあった。しかし、その後、他車体メーカーも同程度の室内高になっていることを考えると川重のこの車体は先進的な役割を果たしたと言えるだろう。
▲P-M265[饂飩]
▲S-M272[oka]
▲S-M273 []
▲S-M275[oka]
▲C-M302[oka]
▲C-M303[はた]
▲C-M303[oka]
▲C-M304[饂飩]
▲C-M306[oka]
▲R-M309 []
▲R-M310[oka]
▲R-M313[はた]
K-CRA580改 [観光]
観光車(K-CRA580改)が川重ボディーで大塚に1輌導入された。型式こそ前年と変わらないものの、前面窓が1枚ガラスになり、また側面窓も大型化して上部が固定、下部が引き違い式のT字窓になり、見た目が大幅に変わった。