都営バス資料館

F代(S53)-総括

総括 いすゞ 日野 三菱 UD その他 F代データ

特徴

 2回に分けて導入された。前期分はF101~223で、昭和53年9月の上旬から中旬にかけて、また後期分は残りのF251~335で、年度末の昭和54年3月後半に導入された。
 前期導入の一般車が青梅・大塚・志村・千住・青戸・江東・八王子を除く14の車庫に100輌が導入された。前回導入のE代車との共通の変更点はD代車で10輌に試用された前扉の通し窓(ロングガラスの採用)を本格採用したことである。また、日野、三菱は新型式になった。特に三菱車については、三菱ボディのモデルチェンジが行なわれた。
 後期導入は、一般車が青梅・南千住・今井・深川・八王子を除く16の車庫に85輌が導入された。車体のモデルチェンジが行なわれている三菱車体と既に大型通し窓を採用している日野以外も前扉の通し窓が大きくなり視界が向上した。
 なお、ツーマン専用車が既にないため、この代よりワンマン・ツーマン兼用の一般車の車号は100~699番を使うことになり、番号枠が拡大した。
 特定車は、増車を目的として3輌が導入された。いずれもいすゞ車である。なお、貸切車の導入はない。

初期配置

メーカー 車体 型式 備考 A
品川
M
目黒
B
渋谷
C
新宿
X
八王
D
杉並
W
青梅
E
小滝
T
早稲
F
練馬
G
大塚
P
巣鴨
Y
志村
N
北 
H
千住
K
南千
Z
青戸
L
江東
R
江戸川
U
今井
V
江戸
S
深川
総計
いすゞ 川重 BU04V 7 11 7 14 39
富士 BU04V 14 7 7 28
BU04 特定 2 1 3
いすゞ 集計 7 2 11 7 14 7 15 7 70
日野 日野 RE101SR 14 14 9 11 48
三菱 呉羽 MP107K-3U 7 7 7 21
三菱 MP107K-3U 7 7 7 21
三菱 集計 14 7 7 7 7 42
日デ 富士 U35H-AR 7 7 7 7 28
14 14 14 7 2 9 11 7 7 7 14 7 7 7 7 7 7 15 7 11 7 188

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