HU2PM [ノン・AT・IS]
ノンステップ(HU2PM)が早稲田・葛西に計6輌導入された。日野は初登場となったが、試作的要素が強く、特認による型式認可となっている。車体高も一般車と同一なため天井が高く、側面窓の天地方向の拡大が行われているが、中扉より後ろは床高さが上がっているため、その分窓大きさも小さくなっている。ただし、デザイン的に窓が連続して見えるように、窓大きさが縮小した部分は飾り窓風になっている。
この車両はノンステップ部分が他メーカーに比べて広いのが特徴で、そのために中扉もやや後ろ寄りで、フロントタイヤハウス間の通路幅も広く取られている。しかし、座席数が非常に少ないことと、広い室内とは裏腹に詰め込みが全く利かないぼど狭いという欠点も目立った。中扉以後の有効面積が狭いためで、中扉と最後尾の間には2列しか席がなく、向かい合わせ式の座席となっている。
エンジンはトラック用に登場したP11Cエンジンを用い、ZFのトルクコンバーターと組み合わせた。
葛西の導入分は[都07]用となったが、ヘッドマークのみ後に一部取り付けられた。
▲V-D204[]
▲V-D205 [塩]
▲V-D206 [北]
▲V-D206[]
▲T-D207[]
▲T-D208[]
KC-HU2MLCA [都・らく・ニー・IS]
都市新バス仕様のらくらくステップ車(KC-HU2MLCA)が杉並に10輌導入された。都市新バス仕様車は[都03/05]のS代車の置き換え用として導入されたが、ハイバックシートではなくなった。前扉をグライドスライドドアに、窓を逆T字にしているものの、コストダウンがいろいろな部分で図られている。窓押さえの方法も以前と異なっている。平成12年の[都03]杉並撤退時に多くが深川に移籍したが、杉並に残った車は行灯が撤去され、ヘッドマークが一般車と同じくイチョウになった。
▲D-D333 [塩]
▲D-D333 [塩]
▲D-D333 [き]
▲S-D333[]
▲S-D334[]
▲S-D335[]
▲D-D338 [北]
▲D-D338 [塩]
▲D-D338 [き]
▲D-D338 []
KC-HU2MLCA [らく・ニー・IS]
らくらくステップ一般車 (KC-HU2MLCA)が品川・目黒・葛西に計21輌導入された。こちらは大きな変更はない。
▲A-D307 [五]
▲Y-D312[]
▲Y-D315[]
▲B-D318 []
▲B-D319 []
▲B-D319 []
▲B-D321 []
▲V-D344[]
▲V-D345 [ろ]
▲V-D345 [ろ]
▲V-D345 [北]
▲V-D346[]
▲V-D348[]
KC-RU1JLCH [HIMRⅡ]
HIMR(KC-RU1JLCH)が品川・目黒・葛西に計8輌導入された。HIMR車は運転台のメーターパネルにあるHIMR関連のスイッチがメーターの左側(C代までは右側)に変更されている。
目黒閉所時に渋谷に移籍した車については、[都06]用のヘッドマークを付けての運行となった。一般車は愛称ステッカーも後付けされた。
▲A-D267 [五]
▲Y-D267[]
▲B-D268 [北]
▲B-D268 []
▲B-D270 []
▲B-D270 []
▲V-D272[]
KC-RJ1JJCK [中型・らく・IS]
中型車(KC-RJ1JJCK)が青梅に5輌導入された。日野のらくらくステップ中型車が初登場となった。発想は大型車と同じで、中型ワンステップ車の床面高に近くしてステップを2段にしている。中扉以降が一段高くなっているものの、通路は段差ではなくスロープでとなっているため奥まで乗りやすい仕様となっている。青梅で最後に残ったツーステップ車となった。
▲W-D865 [北]
▲W-D867 [塩]
▲W-D868 [塩]
▲W-D867[五井]
▲W-D868[五井]