KC-HT2MLCA [IS]
大型一般車(KC-HT2ML CA)が品川・目黒・葛西に計17輌導入された。ヘッドライトが丸形から角形になり、運転台計器パネル脇のダッシュボードの角度が緩やかになった。また、この代よりエンジン回転数メーターが標準搭載された。なお、B719~721は平成12年から全面に虹装飾をつけている。
▲D-B714 []
▲D-B716 []
▲A-B718 []
▲D-B719 []
▲Y-B720[]
▲Y-B721[]
▲A(M)-B722 []
▲Y-B722[]
KC-HU2MLCA [らく・ニー・IS]
らくらくステップ車が(KC-HU2MLCA)が品川に7輌導入された。A代のいすゞ車で試験的導入された車輌と同様のステップ高の低い低床バスとなった。B657は試験的に行き先装置に液晶式の表示を装備した。表示内容の変更に対して簡単に対応できるというのがメリットであったが、それを帳消しにして余りある見づらさで評判は今ひとつ。結局他の車に普及することはなく、バックライトか液晶の耐用期限のためか平成12年に通常の幕式の装置に取り替えられた。
▲V-B592[]
▲V-B596[]
KC-HU2MLCS [リフト・IS]
リフト付き超低床車(KC-HU2MLCS)が葛西に3輌導入された。都市新バス『グリーンスター』の増車扱いとして導入された。『都市型超低床バス』のリフト付きバージョンで、B代ではさらなるステップ高さの低床化が行われたが、車内座席配置等はA代で導入された車輌と変わらない。なお、D代のノンステップ導入とともに[都07]から撤退し、一般路線用に転用された。 B750は平成12年からみんくるバスのラッピングを纏っている。
▲V-B750[]
▲V-B751[]
▲V-B752 []
▲V-B752 [塩]
▲V-B753 [塩]
KC-RU1JLCH [HIMR?U]
低公害HIMR車(KC-RU1JLCH)が目黒・葛西に計5輌導入された。HIMRの第二世代車輌で、この型式では駆動系の改良が行われた。加速時に補助のモーターに負荷をかけることで、中型車向けエンジンにインタークーラーターボを取り付けたものでも十分な出力を得ることが可能となった。加速時のアシスト効果が効率よく行われるため、さらなる黒煙の低減が可能となった。バッテリー交換サイクルの期間延長や、エアサスペンションの採用も変更点である。ただし、商品名としてはHIMRのままで、HIMR IIというのは通称である。
エンジンの都合上ルーバーや給油口が助手席側にある。アイドリングストップ装置をつけることも可能になったが、都営バスでは発進停止を頻繁に繰り返すため、バッテリー不足を懸念して停車中もエンジンを止めずに充電するため取り付けなかった。後年になってB650のみ一時期後付けが行われたが、最終的に取り外されている。
▲A-B652 []
▲Y-B653[]